2023年2月26日 令和4年度 もりおか郷土芸能フェスティバル ユネスコ無形文化遺産登録 永井大念仏剣舞保存会

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永井の大念仏剣舞が属する全国41件の風流踊が、2022年11月30日にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
風流踊とは、華やかな、人目を惹く、という風流の精神を体現し、衣装や持ち物に趣向を凝らして、歌や笛、太鼓、鉦などに合わせて踊る民俗芸能です。除災や死者供養、農作祈願、雨乞いなど、安寧な暮らしを願う人々の祈りが込められています。
永井の大念仏剣舞は幽玄さが醸し出る、色鮮やかな衣装が特徴で、細部まで丁寧に作られています。模様は役割により異なり、踊り手は頭に花を乗せた妻折笠、手には手差し、足には黒足袋、白鼻緒の草履、青や白を基調とした浴衣に5色の帯を付けます。右袖に腕を通さないため、内側の襦袢の色鮮やかな模様が見えることから、いっそう艶やかな姿になります。衣装とてもに、台座の直径が約1.8m、重さが25kgの大笠(だいがさ)にも注目してご覧ください。

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