Chor June／さくらももこの詩による女声合唱曲集 「ぜんぶ ここに」　（作曲：相澤 直人 ）　1. やわらかな想い　2. きもち　3. いつかのわたし　4. 木　5. 大きい木　6. ぜんぶ

さくらももこの詩による女声合唱曲集 「ぜんぶ ここに」
（作詞：さくら ももこ　作曲：相澤 直人 ）
1.　やわらかな想い
2.　きもち　3:43
3.　いつかのわたし　5:24
4.　木　8:02
5.　大きい木　9:51
6.　ぜんぶ　13:48

［指揮］甲田潤
［ピアノ］東由輝子
［合唱指導］弓田真理子
［合唱］Chor June

　作曲者の相澤直人氏は東京芸術大学を8年間かけて作曲科・指揮科の双方で学ばれました。しかし指揮科3年在学の時に病気のために途中退学されています。療養後の2007年より活発に作品を発表され、『ちびまる子ちゃん』の作者として、またミリオンセラーのエッセイストとしても良く知られている、さくらももこ氏の詩集『まるむし帳』（1991年・集英社）から採られたこの曲集は、2011年に無伴奏の混声合唱曲集として発表され話題となりました。　
　1. やわらかな想い　生まれたばかりの赤ちゃんの泣き声。それを両親に報告するわたし。父と母とそしてわたしとあなた。それはいのちという心の呼吸。　
　2. きもち　気持ちが変える心模様。一番嫌いなのはさみしさ。一番好きなのはうれしい気持ち。まるで歌っているわたしの歩く姿が見えるような、8/12拍子のスイングに乗せた風景。　
　3. いつかのわたし　この曲集の中で唯一のア・カペラの曲。生きるのは一人じゃない。必ず誰かがいる。初めて通る道にだって必ず誰かが歩いたはず。だからたくさんの思いを背負って、あなたもわたしも生きている。　
　4. 木　木は自然の中心、生命と豊かな実り、祖先と地と天空をつなぐ世界の軸。わたしたちは木に抱かれて生きている。
　5. 大きい木　前の曲と対になって繋がって歌われます。今度は大きい木の目線になって、いのちの毎日に起こる様々な出来事、大切な毎日を歌います。木よ、わたしがいなくなっても、その毎日を伝えておくれ。
　6. ぜんぶ　大切な事を見失って、人はその在り処を求めて彷徨うのでしょうか。いいえ彷徨わないで下さい。あなたのすぐそこにあるはずです。わたしたちはそんな素敵な場所で、今を生きているのですから。

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