Скачать или смотреть PythonライブラリノックDay053 外部ライブラリ

Pythonのライブラリの紹介です。それぞれの説明と使用例は以下になります。

L 157. structlog（構造化ログの出力）
structlog は、構造化ログを出力するためのライブラリで、JSON形式などでログを記録しやすくし、機械的な解析・フィルタ処理などに強くなります。

▼主な機能
ログ出力を辞書形式（JSONなど）で構造化
標準の logging モジュールと連携可能
高度なフィルター・整形・エンリッチ機能

▼使い方（例）
import structlog

＃ 初期化
structlog.configure(
processors=[
structlog.processors.KeyValueRenderer()
]
)
log = structlog.get_logger()

log.info("user_logged_in", user="alice", status="success")

▼出力：
user_logged_in user=alice status=success


L 158. python-dotenv（.envからの読み込み）
.env ファイルから環境変数を読み込むライブラリ。開発環境やローカル設定を分離して管理できます。

▼主な機能
.env ファイルから環境変数を読み込み、os.environ に反映
セキュアに設定情報（APIキーなど）を管理

▼使い方（例）
▼.env ファイル:
API_KEY=abc123
DEBUG=true

▼Pythonコード:
from dotenv import load_dotenv
import os

load_dotenv() ＃ .envを読み込む

print(os.getenv("API_KEY")) ＃ abc123
print(os.getenv("DEBUG")) ＃ true


L 159. decouple（.envや環境変数からの設定値取得）
python-decouple は .env ファイルや環境変数から安全に設定値を取得するためのライブラリです。型変換やデフォルト値の管理がしやすいのが特長です。

▼主な機能
.env ファイルやOS環境変数からの安全な取得
型変換（bool, int, float, list）が簡単
デフォルト値のサポート

▼使い方（例）
▼.env ファイル:
DEBUG=True
PORT=8000
TAGS=python,ai,chatgpt

▼Pythonコード:
from decouple import config, Csv

debug = config('DEBUG', cast=bool)
port = config('PORT', cast=int)
tags = config('TAGS', cast=Csv())

print(debug) ＃ True
print(port) ＃ 8000
print(tags) ＃ ['python', 'ai', 'chatgpt']