【南武支線E127系およそ3か月ぶりに運用復帰・E127系2編成ともに南武支線運用に充当】南武線1・2番線ではスマートホームドアが設置済みで今後南武線はワンマン運転実施へ

南武支線尻手～浜川崎間を走るE127系が10月17日に運用復帰をしました。7月頃に運用入りして以降運用には入らずおよそ3か月間離脱をしていました。
2023年9月13日にE127系が南武支線運行デビューをして2024年9月13日で運行デビュー1周年を迎えたものの運用復帰をしませんでした。

2023年9月13日にE127系が運行デビューをして9月いっぱいまではE127系2編成ともに運用しましたが、10月には205系1000番台W4編成が運用復帰をしてローテーションで運用する形となりました。

そして2024年5月~6月においては205系1000番台W4編成運用が増えてW2編成とW1編成が疎開返却されてました。

7月になるとローテーションが崩れ始めてしまい、E127系V2編成が運用離脱、25日にはV1編成も運用離脱をする形となり、30日には205系1000番台W2編成が運用復帰となりました。そして9月になるとE127系運用が0になる状態にもなってしまいました。
なおV2編成に関しては車体修繕工事を行っていたそうです。

南武支線E127系の経緯
2023年2月21~22日 : E127系2編成長野総合車両センター入場
2023年5月31日~6月1日 : E127系V1編成長野総合車両センター出場配給(長野総合車両センター→国府津車両センター)
2023年6月5日 : E127系V1編成 国府津車両センター→武蔵中原まで自走回送
2023年9月5~6日 : E127系V2編成 長野総合車両センター出場配給(長野総合車両センター→国府津車両センター)
2023年9月7日 : E127系V2編成 国府津車両センター→武蔵中原まで自走回送
2023年9月10日 : 205系W1,W2編成とE127系V1,V2編成との並びの撮影会開催
2023年9月12日 : 205系W1編成,W2編成運行終了
2023年9月13日 : 運行デビュー
2023年9月14日 : 205系W1編成国府津車両センターへと疎開
2023年9月15日 : 205系W2編成国府津車両センターへと疎開
2023年10月 : 205系1000番台W4編成復帰(ローテーション)
2024年5月～6月 : 205系1000番台W4編成の運用増加ならびに国府津疎開のW1編成とW2編成返却
2024年7月25日 : E127系V1編成車両故障
2024年7月30日 : 205系1000番台W2編成運用復帰
2024年8月24日 : E127系V1編成運用入り(その後再度運用離脱)
2024年9月 : E127系運用なし
2024年10月 : E127系運用復帰

時期を見ると、V2編成の車体修繕工事による長期的な運用離脱の開始後、V1編成が車両交換を起こして、5日後にはW2編成が運用に復帰する形となりました。そしてV2編成が車体修繕工事を終えた後はずっと弁天橋に居ることから、その間はW2・W4編成が運用、V2編成が予備、V1編成が離脱中という形になったそうです。

7月25日のV1編成車両故障ですが、冷房装置故障によるものではないかと推測されます。W2編成が運用復帰をした理由としてはE127系V1編成の冷房装置の故障とV2編成の車体修繕工事による長期的な運用離脱ではないかと推測されます。

今後のE127系と205系1000番台ですが、今回のE127系の運用離脱に伴って205系1000番台が逆戻りで運用復帰をしました。
これを踏まえるとE127系と205系1000番台に関しては検査が2023年に実施されている状況から、2027年で置き換える形ではないかと思われます。
※2023年に検査実施の205系1000番台はW4編成のみ
ただ水素ハイブリッド電車「HYBARI（ひばり）」に関しては営業運転は2030年代になる見込みになるため、そうなってくるとE131系において南武支線に導入する可能性もあるかと推測されます。

南武支線205系1000番台
W1 20/03/17 大宮
W2 20/08/05 大宮
W4 23/01/27 大宮

南武支線E127系
V1 23/06/01 長野 2017.11 NN更新
V2 23/09/06 長野 2017.11 NN更新

尻手駅では南武線1・2番線においてはスマートホームドアが設置されていました。
今後南武線においてはワンマン運転が実施されるとみられます。

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収録日 : 2024年10月18日