【朗読】山本周五郎「菊千代抄」 朗読・あべよしみ

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青空文庫様より朗読させていただきました。https://www.aozora.gr.jp/cards/001869...

初出・・・「週刊朝日春季増刊」朝日新聞社1950年(昭和25年)年4月

菊千代は、寺社奉行をつとめる巻野越後守貞良の第一子として生れたが、父母の住居である上屋敷から離れた中屋敷や下屋敷で乳母に育てられた。そして六歳の頃、自分のからだに異常なところがあると気づく・・・。

【主な登場人物】
巻野菊千代・・・巻野越後守貞良の第一子。
巻野越後守貞良・・・雁の間詰の朝散太夫・寺社奉行。
菊千代の母・・・松平和泉守乗佑の娘。
樋口次郎兵衛・・・もと次席家老。菊千代の養育の責任者。
松尾・・・菊千代の乳母。
庄吾満之助・巻野主税・・・菊千代の遊び相手に選ばれた家中の子ども。
椙村半三郎・・・菊千代が最も慕っている遊び相手。
河井数馬・末次猪之助・佐野守衛・・・菊千代の14歳からの学友。
矢島弥市・・・菊千代の中山での扈従。
茂平・太九郎・・・保毛村の小作人。
市原数右衛門・・・名代名主。
竹次・・・貧しい小作人。
おいく・・・竹次の女房。
正太・・・竹次の子。
楯岡三左衛門・・・某藩の浪人。
葦屋・・・父が菊千代のもとに連れてきた腰元。

【もくじ】
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14:14 2.
28:25 3.
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47:54 5.
01:02:28 6.
01:17:18 7.
01:31:20 8.
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02:06:15 11.



山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。


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