大阪は再開発ラッシュ「うめきた公園」公開！だけどキタだけじゃない！ヒガシには大学新キャンパスやアリーナも整備予定　（2024年5月29日）

先行まちびらきまで１００日となった５月２９日に記念イベントが行われました。いま大阪は空前の再開発ラッシュで、うめきただけではなく、各地で再開発が進んでいます。

　（大阪府　吉村洋文知事）「入ってきたときに、あれここ梅田？というくらいの印象です」

　大阪府の吉村知事が驚いたのは、ＪＲ大阪駅の北側で大規模再開発が進められている、うめきた２期地区・通称「グラングリーン大阪」です。

　（記者リポート）「再開発エリアの約半数が芝生の公園になるということで、梅田とは思えない景色が広がっているのですが、今年９月にはＪＲ大阪駅とつながる歩行者デッキも完成予定です」

　先行まちびらきまで１００日となった５月２９日、記念イベントが行われ、今年９月にオープンするターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる「うめきた公園」や一部の商業施設などが公開されました。

　（三菱地所グラングリーン大阪室　神林祐一室長）「観光スポットにもなっていきますし、たくさんの会社が集まる企業集積の経済の拠点にもなっていくと思います。それ以上に大阪の皆さんに愛していただける場所になっていくといいなと思っています」

　いま大阪で再開発が進むのは“うめきた”だけではありません。山中真アナウンサーが取材しました。

　（山中アナ）「大阪城の東側、森之宮エリアに来ました。いままさに建設中なのが大阪公立大学の新キャンパス。来年秋にオープン予定です」

　大阪公立大学の新たなメインキャンパスとなる森之宮キャンパス。コンセプトは「知の森」ということで、広さ約１万９３００平方メートルの敷地に、地上１３階建ての校舎やガーデンテラスなどがつくられ、学生・教職員の計約６０００人が通う予定です。

　（山中アナ）「そしてこの目の前にも空き地がありまして、ここには大阪メトロの新駅も建設予定とのことです」

　２０２８年春に開業予定の大阪メトロの新駅。大阪府や大阪市、大阪メトロなどが参加する「大阪城東部地区まちづくり検討会」は、この新駅のそばに１万人以上収容できるアリーナなどを整備するほか、駅ビルをつくることなどを決め、駅ビルの屋上には空飛ぶクルマの離着陸場の整備を検討するとしています。

　開発が進む大阪ヒガシエリア。今年発表された公示地価では、大阪市城東区中央２丁目＝大阪メトロ蒲生四丁目駅近くの通称「がもよん」と呼ばれる場所が上昇率３位（８．４％）となるなど人気も高まっています。

　街の人に話を聞きました。

　「（がもよんは）住環境がよいのと、子育てがしやすいのと、公園も多いですし」
　「学校の周りに塾も多かったし、病院とかも近かったし、そういう面を見て引っ越しを決めました」

　さらに…

　（山中アナ）「中之島エリア、６月にグランドオープンするのが、ナカノシマクロスという未来医療の拠点です。こちらでは大学・医療機関・ベンチャー企業も連携していくということです。中之島はライフサイエンス・ヘルスケアの拠点として再開発が進んでいます」

　２０２５年の大阪・関西万博に向けて各地で開発が進む大阪。これから大阪の街はどう変わっていくのでしょうか。

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