BLUE（COMPLEX）Guitar by WATARU

COMPLEXの2枚目のオリジナル・アルバム『ROMANTIC 1990』に収録されたクールなコードの使い方が渋い一曲

原曲のガットギターによるソロプレイの音をどう作るか…
ソリッドなエレキギターの音色とガットギターの柔らかい音色の切り替えを当初はエフェクターで作ろうとしたのですがなかなか上手くいかなくて…

使用ギターをテレキャスターからエピフォンカジノ変えて基本になる音を作り…
コードプレイはリアピックアップの硬い音、ソロプレイはフロントピックアップの柔らかい音色の優しい音色に。
エフェクターではなくピックアップの切り変えのみで音の違いを出しました。


ラストの盛り上がりのギターパートはオクターバーでオクターブ下を足しました。
歪みの量をもっと抑えたらもう少しわかりやすく聞こえたかもしれないけど
「弾いていて気持ちいい音」を求めたらこの音になりました。

実はこのパート、曲全体の暗く冷たい雰囲気からまるで一筋の希望の光が刺したようにBmだったキーが途中からＧメジャーに変わります。

フレーズは変わらないのにキーだけがGメジャーに変わる不思議な構成。
布袋さん、ほんと天才！

でも僕はオクターバををかけっぱなしでこのGコードを鳴らしてしまったため若干の不協和音感が否めなくなりました。
オクターバーって単音で使えば効果的だけど…
オクターブ下の音を強制的に鳴らすから低音弦鳴らしたコードをジャーンって弾いてしまうとちょっと気持ち悪い音になるんですよねえ
高音弦だけならいけるんだけど…
まあそれも含めて使いこなせって事なんでしょうけどね。

エレキの音作りは深いです✨️

昔コンプレックスのコピーバンドやってた20代の頃。
この曲弾けなかったんです😭

まぁ当時はビートの効いた曲ばかりをチョイスしてたからこの曲弾けなくてもバンド内では特に問題は無かったんですが…
でも自分的にはモヤっとしてて

長い月日が流れ…

今この曲弾いてYouTubeにアップしている事を若き頃の自分に教えてあげたいです笑

#ギター #コンプレックス #エピフォン #ガットギター #弾いてみた