2024年　伊藤新道・黒部川源流域　登山道整備ボランティア(双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳）

期間：2024年07月21日(日) ～ 2024年07月25日(木) 　
主催：宮城県勤労者山岳連盟
目的：宮城労山設立50周年記念登山及び東日本大震災復興支援後の登山活動の一環として登山道の復活を図る『伊藤新道復活プロジェクト』に共感、支援を行う。

伊藤新道とは

伊藤新道は1956年（昭和31年）に開通し、北アルプス最奥の地である黒部源流域への最短ルートとして重宝され、1970年代頃まで多くの登山者が歩いていた登山道だった、伊藤新道ができる前、黒部源流域へは上高地から入り槍ヶ岳を経由して向かうルートしかなく、片道でも丸2日以上かかった。

1945年に黒部源流域に建つ三俣山荘（旧三俣蓮華小屋）の権利を買った、伊藤正一氏がマタギの人に『上高地は遠いからこの谷に行ってみろ』とおすすめされたのが、後の伊藤新道だった。

しかし、伊藤新道は1956年に開通してからわずか15年ほどでクローズ
（原因：登山道整備のメンテナンス管理不足、資金不足）山のプロだけの幻の山道となったが父である伊藤正一氏の意思を引き継いだ伊藤圭氏が伊藤新道復活プロジェクトを立ち上げてクラウドファンディングを行って資金を調達、登山道整備等を手伝ってくれるボランティアを募集し2023年夏についに伊藤新道の復活を実現させた。

参考サイト：

：「北のアルプス黒部源流」
https://mitsumatasanso.com/



「伊藤新道と湯俣山荘を復活させて山と人と街を繋ぎ直す」三俣山荘オーナー･伊藤圭さん
https://www.go-nagano.net/natue-and-o...

登山記録：
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yama...
ヤマップ
https://yamap.com/activities/33356020