「国籍に基づく宿泊拒否は論外」イスラエル人男性を“軍の関係者”と一方的に判断し宿泊拒否 大使館「明らかな差別」(2024年6月21日)

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京都のホテルがイスラエル人の宿泊を拒否しました。

 京都市によりますと、市内にあるホテルは今年6月、宿泊予約をしたイスラエル人男性を「軍の関係者」と一方的に判断し、宿泊を断ったということです。

 6月17日、「SNSでイスラエル人男性が宿泊を断られた投稿が拡散されている」という情報提供が市にあり、聞き取りを行ったところ、ホテルは事実を認めました。市は20日、ホテル側に再発防止などを求め行政指導を行ったということです。

 (京都市保健福祉局 細野正広担当課長)「国籍に基づいて宿泊拒否をする、そういったことは論外」

 このホテルに宿泊していた観光客は…

 (アメリカ人観光客)「(ホテルは)本当にすてきでしたし、すばらしい経験でした。(宿泊拒否については)知らなかった。それは問題だと思う」

 ホテルの運営会社は「宿泊させなかったことは認めるが、詳細は答えられない」としています。一方、イスラエル大使館はホテル側へ抗議文を送っていて、「明らかな差別。容認できるものではない」とコメントしています。

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