2022年5月15日美桐会箏曲演奏会   声と器楽のための組曲「信楽狸」唯是震一作曲

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唄 寺林雅楽寛

ゲスト奏者
箏 西田覚美
三絃 佐藤雅千盈 西田奈保美
十七絃 中島裕康
尺八 難波竹山 山崎永山 山田晃山

声と器楽のための組曲「信楽狸」(唯是震一作曲)
作曲者がたまたま訪れた滋賀県甲賀郡信楽町の窯元である「狸庵」で、旅僧が書きのこしたという狸にまつわる伝説の一文を読み、剽軽な風姿を教訓的に捉えたその詞章をもとに、声と日本楽器のための組曲として作曲したものである。
 楽器編成は、声と尺八、箏、三絃、十七絃、打楽器が使われている。
 曲は一、序曲 二、八相縁起 三、終曲の三つの部分に分かれ、二は八つの小曲から構成される。歌詞の内容により声には「せりふ」を語る部分と「ふし」を歌う部分に分かれ、「ふし」付けには「地歌」「浄瑠璃」「古謡」「民謡」の歌唱法が用いられている。また滑稽味を表現するために、楽器の組み合わせに加えて「変拍子」「擬音」「緩急」「強弱」の効果が試みられている。
<歌詞>
1、 序曲
さる人京清水音羽川のほとりにて葉月十五夜山頂より妙なる鼓の音を聞き、ひそかに忍び視たるに皎々たる月光を浴びて古狸子狸相集りて腹鼓面白可笑しく打ち興じいたり
2、 八相縁起
笠  思はざる悪事災難避くるため常に用心身をまもる笠
目  何事も前後左右に気を配り正しく見つむることな忘れそ
顔  世は広く互いに愛想よく暮らし誠を以て務めはげまん
徳利 恵まれし飲食のみにこと足りて徳はひそかに我身につけん
通  世渡りは先ず信用が第一で活動常に四通八達
腹  もの事は常に落ちつけさりながら決断力の大肚をもて
金袋 金銭の宝は自由自在なる運用をなせ運用をなせ
尾  なに事も終りは大きくしっかりと身を立つるこそ真の幸福
3、 終曲
そもそも狸の腹鼓はこれ希に視る吉祥なりと、その愛嬌ある風姿をば八相縁起に象りて信楽たぬきとのこしける

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