うつ病が重症の時の症状5つ【昏迷など、早期の心療内科・精神科受診要す症状、精神科医が6分で説明】

Описание к видео うつ病が重症の時の症状5つ【昏迷など、早期の心療内科・精神科受診要す症状、精神科医が6分で説明】

0:05 (1)はじめに
0:28 (2)うつ病と重症化
1:46 (3)うつ病が重症の時の症状5つ
1:55 ①生活の困難
2:44 ②体重減少
3:17 ③動きが止まる(昏迷)
4:06 ④混乱する(激越うつ病)
4:39 ⑤極端な考えにとらわれる
5:32 (4)まとめ

うつ病は落ち込みなどが続く脳の不調ですが、重症化すると日常生活や安全や健康の確保が時に難しくなることがあり注意を要します。もし重傷を示唆する症状があれば、早期の心療内科や精神科の受診が望まれます。
「うつ病が重症の時の症状5つ」につき、精神科医が要点を約6分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)

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(1)はじめに
うつ病・適応障害セルフチェック。今回は「うつ病が重症のときの症状5つ」を見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
落ち込みや体の症状が続く脳の不調「うつ病」。
ストレスが続くと次第に重症化して症状も変わってきます。
今回は「うつ病が重症のときの症状5つ」を見ていきます。

(2)うつ病と重症化
重症化すると危険があります。
<うつ病とは>
うつ病は、落ち込みなどの「うつ症状」が目立つ脳の不調です。
脳内物質セロトニンの不足などが背景とされます。
休養・薬物療法・精神療法この3つが治療の柱です。
<うつ病の症状>
①心の症状
落ち込みや意欲の低下などいわゆる「うつ症状」です。
②体の症状
不眠、だるさ、めまいなどさまざまな体の症状が出ることがあります。
③行動の変化
イライラしやすさ、表情の暗さなど、外から見ての変化です。
うつ病は早期治療が大事です。
<早期治療のメリット>
まずは、早目に改善すること。
そして少ない薬でも改善しうること。
また、生活への影響が少ないことがあります。
一方で重症化すると対策が難しくなります。
<重症化するとどうなるか>
まず治療に非常に時間がかかってしまうことがあります。
あとは、生活面への影響が非常に大きく出ることがあります。
そして、体の健康への影響が出ることも少なくありません。
また、行動の制御が困難になって、そこで危険が生じることがあります。
なので「重症」の症状があれば、速やかに受診をすることをお勧めします。

(3)うつ病が重症のときの症状5つ
これらの症状があれば、速やかに受診を検討ください。
①生活の困難
日常のことが困難になります。
<生活の困難>
重症化すると意欲の低下が進んで、何ごとも苦になって動きづらくなります。
そして判断力が落ち、かつ否定的な考えに影響されるため、さらに生活能力が落ちます。
その結果、日常の生活に関しても困難が強くなります。
<日常生活困難の例>
まずは「入浴」お風呂に入ることが困難になります。
そして「外出」外に出ることが困難になります。
さらに「会話」、人と話すこともかなり困難になることが多いです。
<悪化すると>
まずはいわゆる「ひきこもり」外に出れなくなる場合があります。
そして「セルフネグレクト」自分の体の状態をコントロールできなくなってきます。
そして「体の不調」身体状態の不調が出ることがあります。
②体重減少
食欲低下が体にも影響します。
<体重減少>
まずうつ病では「食欲低下」食欲が落ちることがしばしば続きます。
これが続きますと体重が減少し、周りや自分が気づくことになります。
そして、この体重減少が進みますと、体調にさまざまな異変が出ることがあります。
<悪化すると>
まずいわゆる「脱水状態」になることがあります。
そして、栄養が足りない「低栄養」の状態になります。
これらを経て「全身状態が悪化」してしまう場合もあります。
③動きが止まる
「昏迷」状態になると、全身にも危険が及ぶことがあります。
<動きが止まる>
うつ病が悪化すると動きが止まることがあります。
「昏迷」と呼ばれて意識がある一方で、動かないという状態です。
これは健康への影響・危険も大きいため、早めの対策が必要です。
<亜昏迷>
亜昏迷は昏迷の前段階で、最低限の動きだけできる状態です。
これでも生活への影響が強いため、早期の対策が必要です。
これがさらに進むと「昏迷」になります。
<昏迷>
昏迷は意識はあるけれども、ほぼ動かなくなる状態です。
こうなると食事や飲水もしばしば困難になります。
これは非常にリスクが高い状態ですので、早目に入院も含めて相談を要します。
④混乱する
「強い不安から混乱に至る」症状です。
<混乱する>
うつ病では不安が強まり、落ち着かないことがあります。
これが重くなると言動に混乱をきたした状態になります。
その場合判断力も著明に低下するため、危険があります。
<関連:激越うつ病>
激越うつ病は、強い不安焦燥が目立つうつ病です。
歩き回ったり、発言もまとまらなくなり、時に妄想が出ることもあります。
この状態は「自分で自分を制御できない」危険な状態のため、しばしば入院が必要になります。
⑤極端な考えにとらわれる
「思考が影響され、危険が生じる」ことがあります。
<極端な考えにとらわれる>
うつ病では重症化すると考えが極端になり時に妄想にとらわれることがあります。
そして、自分を傷つけるような極端な考えも出ることがあります。
いずれも危険があるため、早期対策が必要です。
<とらわれる妄想の例>
まずは「罪業妄想」。自分が何か罪を犯したのではとの妄想にとらわれるれることがあります。
あとは「微小妄想」自分が非常にちっぽけを取るに足らないと思うような妄想です。
そして「貧困妄想」、「お金がなくなって破産する」などの妄想が出ることがあります。
<自分を傷つける極端な考え>
うつ病が悪化すると、自分を傷つけるが極端な考えにとらわれることがあります。
計画をするなど具体的になるほど、リスクが高まることが推測されます。
これはいずれにしろ危険があるため、病院を受診しての早めの対策が必要です。

(4)まとめ
今回は、うつ病・適応障害セルフチェック「うつ病が重症の時の症状5つ」を見てきました。
うつ病は重症化すると症状の影響も強くなり、代表的なものは以下の5つです。
①生活の困難
②体重減少
③動きが止まる
④混乱する
⑤極端な考えにとらわれる
これらの危険な症状がもしあった場合は、速やかな心療内科・精神科の受診をお勧めします。

こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)

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【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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