哲学対話 PARA SHIF 「死ぬこと/生き延びること」:松本卓也

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<レクチャー>
0:00:00 イントロダクション
0:00:44 Ⅰ. 「その後」の生きづらさへの注目──「死」から「生き延び」へ
0:20:10 Ⅱ. 上野千鶴子/信田さよ子の「転回」
0:37:24 Ⅲ. 革命のトラウマと「その後」
0:46:41 Ⅳ. 依存症臨床と政治
0:53:01 Ⅴ. 信田さよ子の臨床──アディクションアプローチと「当事者化」
1:04:08 Ⅵ. まとめ──ポスト68年の思想/政治/臨床
<哲学対話>
1:09:36 グループ対話
1:15:54 当事者になりたくない、見たくないという面もあるが、
    ならないと先に進めない?
1:16:28 ここにいるみんなが「コロナ禍」の当事者では
1:16:57 誰しも当事者になりうる
1:18:03 自分らしい生き方、自分らしい最後を迎えること
1:20:07 色々な当事者性に繋がりを感じることの生きづらさ
1:21:07 色々な当事者を想像することから自分なりの当事者性を発見する
1:24:25 終わりの言葉
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【テーマ】死ぬこと/生き延びること
【開催日】2021年3月28日(日)14:00~17:00
【会場】生活工房 ワークショップルームB
【出演】松本卓也(精神科医)
    パラシフ[死ぬこと/生き延びること]参加者の皆さん
【撮影・構成・編集】三行英登
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
【後援】世田谷区、世田谷区教育委員会

【公式サイト】https://www.setagaya-ldc.net/program/504

【引用/参照文献】
・『生き延びるための思想 新版』
  上野千鶴子著 岩波現代文庫

・『DVと虐待──「家族の暴力」に援助者ができること』
  信田さよ子著 医学書院

・「〈討議〉斜めに横断する思想=臨床」
  信田さよ子・松本卓也 『現代思想』 2018年1月号 青土社

・「上野千鶴子はアイコンだった」
  信田さよ子著 『現代思想』 2011年12月臨時増刊号 青土社

・「かつて本気で三里塚に関わった人を訪ねて 『三里塚のイカロス』」
  代島治彦(監督)×加藤孝信(キャメラマン)インタビュー
「neoneo web」2017年9月11日 http://webneo.org/archives/43703

・『千のプラトー 資本主義と分裂症』(上)
  G・ドゥルーズ、F・ガタリ著 宇野邦⼀ほか訳 河出⽂庫

・『三つの革命 ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』
  佐藤嘉幸、廣瀬純著 講談社選書メチエ

・『善悪の彼岸』
  F・ニーチェ著 中山元訳 光文社古典新訳文庫

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「哲学対話 PARA SHIF パラシフ」

世界の捉え方はいつだって更新していける

PARADIGM SHIFT(パラダイム・シフト)、それは当たり前と思っている考え方がガラリと劇的に変わる体験のこと。本企画は、哲学をめぐる対話から、日々の生活にPARA SHIF(パラシフ)を起こすことを目指す、大人のためのゼミナールです。

古くから哲学者たちは、社会の問題や構造を見つめ、人々の“当たり前”を塗り替える新たな概念(ものの見方)を提示してきました。概念を学ぶことは、日常の中に新たな視野を獲得することであり、〈既知〉を〈喜知〉へと変えてゆく力を身に着けることでもあります。

PARA SHIFで自分の世界観をアップデートし、あなたの中に“日常事変”を起こしてみませんか。
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●死ぬこと/生き延びること●

「死ぬこと」について、人々はさまざまに論じてきた。それはドイツの哲学者ハイデガーが論じたように、「自分はいつか必ず死ぬ」という厳然たる事実が、私たちが何かを覚悟したり、決断することを促すからであろう。しかし、「死ぬこと」への注目は、死にある種のロマンを与え、容易にテロリズムにも通じる「死を賭けた行為」を導いてしまいかねない。

社会学者の上野千鶴子が90年代後半に提示した「生き延びるための思想」は「死ぬための思想」に対するアンチテーゼであった。臨床と政治を横断しながら、この2つの思想のコントラストについて考えたい。

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#松本卓也 #信田さよ子 #上野千鶴子

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