Скачать или смотреть 【公式】本人訴訟の戦い方　その９　～準備書面で裁判長を困らせないための５つの注意点～　vol37[字幕ON推奨]

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vol37[字幕ON推奨]
ぼっち裁判に備えよう　～本人訴訟のトモです～

■内容
今回のテーマは準備書面の書き方についてです。
本人訴訟の戦い方　その「８」と「8.5」の補足的な位置づけにあたりますが、「その９」とさせていただきました。

準備書面を書くアナタにはもちろん意識してほしいテーマなのですが、味方であるアドバイザーには特に知ってほしい内容になっています。
「その９」の内容は、本人訴訟が初めての人にとっては、多少なりとも難しくなっています。出来るだけ簡単に解説をするつもりですが、わかりずらい場合は繰り返し視聴するか、そのキーワードで検索し、なるべく自分で調べて知識不足を補うようなフォローもお願いします。

さて、それでは裁判長を「困らせない」ための「５つの注意」について解説を行います。

その①　主語（だれ）を明確にしよう。

アナタの文章に主観や意見などの色が濃くなってゆくと、特にこの「だれ」に対する意識が薄れていきます。簡単な例として「僕はそう思ったけど、違うと言った」などたった15文字ですら「誰が言ったの？」となります。これが1000文字、2000文字の中で頻繁に主語が入れ替わることもあり、読み手を困らせることになります。初心者は多く見られるミスの１つであり、そしてストレスを強く感じる文章の代表例とも言えます。


その②　原告を非難したい気持ちを抑えよう。

準備書面の中身は基本的に2種類の文章しか存在しません。「自分を有利にする」か、「相手を不利にする」かです。特に原告からの訴状や準備書面では「相手を不利にする」要素を含んだ文章が多くなるため、被告のアナタとしては、よりストレスを感じることも多くなるでしょう。「冷静になって主張してください」と言っても、理解しずらい助言となるので、ひとつだけわかりやすいアドバイスをします。特に書いたあとの文章チェックの際に意識してみください。アナタの書いた文章は原告への「反論」なのか「非難」なのか。この視点で判断してください。これだけでスッキリとわかりやすい文章に生まれ変わります。
特にアドバイザーには必要不可欠な意識だと言えます。


その③　事実を端的に書こう（主観と事実が混在する）

本人訴訟でなくとも、意見と事実を混在する人は世の中にたくさんいます。もっとも多いのは「意見を事実として主張する」という行為です。「非常に、今までにない、とっても、ありえない、まるで、まぎれもない、聞いたことない、最悪な、最低な」これらはほんの一部ですが全て意見です。ただし、意見を全て抜き出して事実のみ文章を書こうと言っても難しいと思われます。なので、気を付けるべき点としては、まず「事実のみ端的に書いて、そのあと意見を書こう」です。「事実と意見の住み分ける」を意識してみてください。

その④　何に対して反論しているのかを明確にしよう。

これはですね。実際に僕がアドバイザーから指摘を受けた内容なんです。僕の第２準備書面をチェックしてもらっているときに、原告のどの項目についての反論かは番号で書いていたのですが「わかりずらい」との意見だったので、すべて「原告の準備書面からの引用文」を明記して反論することにしました。その後はアドバイザーからの指摘の質がグッと上がったのを実感しました。このアドバイスは僕の体験談ですが、準備書面の質は確実に上がりました。

その⑤　身の上話は避けよう。

「本人訴訟の戦い方　その8.5」でも触れたアドバイスですね。「いかに自分が正直者であるか」、「原告が信用できない人物であると思ったか」「裁判への意気込み」「受けたストレス」「不安と心情」「生活への影響」など、目的としては、アナタの説得力を増すためや、裁判長への理解を求めてのだとは思いますが、それらはの期待はほぼ叶いません。むしろ、本当に言いたい事が伝わらないリスクが生じる可能性が高くなります。「その8.5」もお話しましたが、裁判長からアナタに求められるのは10000文字の熱い文章ではありません。10文字の事実と１つの証拠です。

いかがでしたでしょうか。
本人訴訟の戦い方　「７」から「９」を繰り返し聴くことによって、準備書面への良い影響は必ず現れてくると僕は思っています。
なるべくアナタの味方のアドバイザーの方々にも聞いてもらってください。

ちなみに、これらは準備書面だけでなく、何かしら文章作成においても有効ですので、生活や仕事面でも活用してください。

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