瓦屋根の雨漏り原因を屋根の構造から解説します【アメピタ！】

耐久性が高い「瓦屋根」ですが雨漏りしない訳ではありません。雨漏りしてしまう原因、解決方法とは？

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0:00　瓦屋根の雨漏りについて解説します
0:27　瓦屋根の構造
1:44　雨漏り発生原因とメンテナンス
4:50　雨漏りが深刻な時こそ葺き替えのタイミング

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瓦屋根は瓦以外にも様々なパーツから構成されています。雨漏りが発生した場合は瓦自体よりもパーツが原因となることの方が多いのです。屋根の形状が複雑になるほど屋根の弱点部分、すなわち雨漏りしやすい部分が増えると言えます。瓦は外観を美しく見せるだけでなく一次防水の機能も持っています。瓦の重なり部分には排水のために隙間がもうけられ、そこから入り込んだ水分を二次防水としての野地板・防水紙がシャットアウトしているのです。
雨漏りの原因としてまずは瓦のずれや浮き、割れなどが挙げられます。露出した防水紙が紫外線や雨の影響を受け続け、やがて雨漏りに発展してしまいます。部分的な補修が可能です。漆喰の劣化が棟瓦のずれや歪曲につながることが原因の場合もあります。漆喰の詰め直しや棟取り直し工事を行います。谷板金が経年劣化によって変形した場合も排水のための勾配を邪魔することがあります。それによって滞留した雨水が谷板金を傷めて穴を空けてしまいます。寿命を迎えた谷板金は交換しましょう。最後の砦として建物を雨漏りから守っているのが防水紙です。防水紙が劣化して穴が空いてしまうと当然雨漏りが始まってしまいますね。防水紙は不具合があれば即座に交換となります。瓦を一度下ろして葺き直し工事を行います。防水紙を交換する場合は耐用年数が長いものがおすすめです。
雨漏りがひどい場合や屋根のさまざまな箇所が寿命を迎えている場合は思い切って葺き替えを行うことで問題を解決できます。耐震性を考えて金属屋根などの軽量な屋根材にする方も増えています。
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