札幌駅北側に“JRタワーより高い”地上48階建てタワーマンション完成　地下鉄駅直結で販売価格は5000万円～５億円、全624戸は完売

札幌駅の北側に、高さ175メートル、ＪＲタワーよりも高いタワーマンションが完成し、22日、報道陣に内部が公開されました。

　公開された「ONE札幌ステーションタワー」は、ＪＲ札幌駅北側の「北８条西１丁目」に建つ、地上48階地下２階建てのタワーマンションです。
　部屋数も「624戸」で北海道内で最も多く、マンションの玄関は、この時期は特にうれしい地下鉄さっぽろ駅直結です。

花城護記者
「居住者が利用できるスカイラウンジというのがこの先にあるそうなので、実際に見てみたいと思います」

　やってきたのは29階。
　札幌市内が一望できる高級キッチンを備えたスカイラウンジと、広いパーティールームがあります。
　このほかマンション内には、居住者が利用できる設備があり、オーナーズラウンジにはワーキングスペース、高級ホテルのようなゲストルームに、地下には立体駐車場も備えています。
　気になるマンションの販売価格は、およそ5000万円から５億円。
　３年前の11月から販売を始め、去年８月には完売しました。
　地下鉄札幌駅直結という利便性の高さから、購入者のおよそ４割が首都圏の富裕層だということです。

大和ハウス工業北海道マンション事業部　藤岡弘樹課長
「札幌駅北口のランドマークとして、地域全体に貢献していくような建物になってほしい」

　2030年度末の北海道新幹線の札幌延伸を見据えて、札幌駅の周辺では再開発が続いています。

　このタワーマンションは、ＪＲ札幌駅のすぐそば、北８条西１丁目で進む再開発プロジェクト「さつきた８・１」のひとつです。
　超高層マンション以外にも、ホテル、駐車場は先月すでにオープンしていて、商業施設、劇場などは開業に向けた準備が進んでいます。
　「さつきた８・１」は、春ごろまでに、商業施設などが順次オープンする予定です。2024年01月22日(月) 17時42分 更新

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