女子高生が鶏を育てて解体して食べる「命の授業」

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この授業には見過ごすことのできない根本的な問題が3点あります。

1.実際の畜産の現場は、この授 業のように畜産動物が一匹一匹丁寧に扱われ、人と動物が触れ合うというような素朴なものではない。この授業の飼育方法と、現実に商品として工場式に大量生産され市場に出回る畜産動物の飼育方法が大きく違うため、生徒は畜産業について誤った認識をしてしまう可能性がある。


この授業では、生徒たちは3ヶ月かけて、1羽1羽を丁寧に育てましたが、現実には何万という鶏が建物の中に一時に投入され、2ヶ月足らずで生きたままカゴに詰められ出荷されており、一羽一羽がかけがえのない命として扱われてはいません。歩けなくなったり病気になった鶏は淘汰(処分)され、鶏がその一生を過ごさなければならない鶏舎内の収容密度は16羽/㎡です。生徒の口に入る鶏肉の多くがそういった工場方式で育て られた鶏の肉であることを考えると、命の真実を伝えることから大きく隔たった授業になってしまっています。

2.最終的に、生徒は「工場に出荷する」か「自らと殺する」のどちらかを選択せねばならない。鶏は必ずと殺され食べられるもの、という内容の授業のため「肉を食べなくてはならない」という誤った栄養学上の知識を生徒たちに与えるおそれがある。


現実には牛や豚や鶏の肉を食べずとも、必要な栄養素を摂取することは十分可能であり、健康面からベジタリアンになったスポーツ選手や著名人は少なくありません。命あるものを殺すことが、かわいそうだと実感したなら、「肉を食べない」という栄養学上なんら問題なく、動物にも優しい選択肢もあることを、教師は生徒に示す必要があ ります。

3.殺すことで命の大切さを教えることはできない。

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