「国民年金」納付期間“5年延長案”を厚労省が議論 単純計算で約100万円負担増 見合った給付は受けられるのか? 若者からは不安の声も…【news23】|TBS NEWS DIG

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現在60歳までとされている「国民年金」の納付期間を65歳までに延ばす案を、厚労省が議論しています。延長した場合、支払い額は単純計算でおよそ100万円増えることに。負担に見合った給付を将来受けられるのか、若者からは不安の声も聞かれました。

■国民年金で納付延長案 大丈夫?100年安心の年金改革

1500円で5時間歌い放題、ドリンク付きのカラオケ店に集まるのは年金受給者たち。生活ぶりを聞いてみると...

年金受給者
「年金だけじゃ食べていけません。食べるのがやっと。小遣いはないです」

客(94)
「私はおかげさまで自分の思い通りに、いつの間にか長生きしちゃったって感じよ。今の若い人は大変よね。私は先がないから言いたい放題だけど」

老後の生活で頼らざるを得ないのが年金です。20歳から60歳までのすべての人が加入し、40年間保険料を納めている国民年金。厚労省は納付期間を5年間延長することを検討しています。

立憲民主党 大西健介議員
「国民年金の保険料は現在月額1万6980円ですので、単純計算で5年で約100万円負担額が増加することになります。かつて自公政権は100年安心の年金改革と言っていたのに100万円国民負担が増えるということを検討するのは約束が違うんじゃないですか」

岸田総理
「ご指摘の点は議論の材料に供する様々な試算のうちの一つであります。現状において年金の改革について決まったものはありません。様々な試算を議論の充実に供するために用意をするということ自体を否定するということもいかがと思います」

延長案は、公的年金の将来の給付水準を点検するため、5年に一度行われる「財政検証」の一環で試算されるもの。検証結果は夏頃に公表される見通しですが、私たちの将来にどう影響してくるのでしょうか。

自営業(62)
「払いたくないっていったら払いたくないかもしれないけど、今の人たちのために払わなきゃいけないわけでしょ?それは仕方ないですよね。我々としては担わないといけないっていう部分もありますよね」

会社員(53)
「嫌だよ、大変だと思う。若者がいないので、仕方ないとは思います」

福祉関係(24)
「払ってそれが返ってくるか不安ですね。年金は年々減っているイメージですね」

大学生(20)
「(納付期間が)延びるのはちょっと嫌ですね、正直。多分、自分たちがもらう世代になったときは、もうあまりないかもしれない」

会社員(30)
「100万も払わなきゃいけないなんて嫌だなっていうのが率直。前に(老後)2000万必要みたいなこと言ってたじゃないですか。それを聞いて貯めなきゃなと思って貯めてます」

■国民年金 納付5年延長案 受給額は?

藤森祥平キャスター:
現行の国民年金についてです。現在は20歳から60歳の方々が40年間で満額支払って、受け取り額が月額6万8000円です。現行の保険料の支払いは月額で1万6980円になっているのですが、今回の見直し案を5年間延長し、総額で納付額が約100万円負担が増えるということです。なぜ今、延長案が必要なのでしょうか。

社会部 厚労省担当 岡村仁美さん:
将来的な国民年金の支給額を増やそうとしています。国民年金の月額の平均の支給額は5万6000円。一方、厚生年金の加入者は平均で14万5000円です。これだけの差がありますので、低年金で生活の苦しい方を減らすために、国民年金の受給額の底上げをしたいというのが狙いです。前回の試算によりますと、年間で約10万円、月額で約8000円増えるという計算になります。

藤森キャスター:
今回の案で影響が出てくるのは、国民年金だけを支払っている自営業などの方々です。企業などに勤めている厚生年金に加入している人たちは、実際に負担は変わりがないということになります。企業に勤めている人たちは、国民年金・基礎年金も受け取れる人たちだからです。大きく差が出るのではないかという見方があります。

社会部 岡村さん:
影響が出るのは国民年金の方だけではありません。ベースとなる基礎年金の支給の半分というのは、税金で賄われています。納付期間の5年延長によって、国庫負担の税金が1兆円余り増えるのではないかという試算もありまして、1兆円をどうやって捻出するのか。税金ですからみんなにかかってくるということになりますね。

■年金制度に不信感 現役世代は負担増

藤森キャスター:
年金制度に対する不満、不信感の声もあります。1990年は65歳以上を現役世代5.8人で支えているということでしたが、2025年になると2人で1人を何とか支えようと、年々かなり負担が増えています。

小川彩佳キャスター:
若い世代の不信感や不公平感というのは、理解できる話でもありますし、あてにしていないという方もいらっしゃるみたいですけれども、かなり世代間ギャップもありますよね。

ジャーナリスト 澤 康臣さん:
当然、不信感や不満があると思います。ただ気をつけないといけないのは、「現役世代VS高齢者」みたいな、世代間の「敵か?」「味方か?」「どっちの味方?」「何のた…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/articl...


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