札幌のお隣 江別市にパキスタン人が急増 その理由とは?

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江別市によると4年前には89人だったパキスタン人が今年4月には208人まで増えているんです!

パキスタン人「住みやすい町です」「美しい」「自然がきれい」

パキスタン・イスラム共和国。首都はイスラマバード。人口2億4149万人。
イスラム教が国教です。
そしてパキスタンからおよそ5900キロ離れた江別市!
ここに今、パキスタン人がたくさん集まっているのです!

パキスタン人が経営する会社「ファルークエンタプライゼス」。ここでは中古車の輸出や解体を行っています。
この日は買取業者が来て、購入した中古車をチェックしていました。

買取業者「この車はアフガニスタンに輸出予定です日本車はとても品質がいいから買います」

代表取締役のマナワル・ファルークさんです。
30年以上にわたり、日本の中古車の輸出の仕事に携わっていて以前は埼玉にいましたが5年ほど前から海外で壊れても直しやすい古い中古車を求めて江別市に移ってきました。

マナワル・ファルークさん「北海道にある昭和時代から平成10年あたりの車が外国は欲しい。平成10年以降になるとコンピュータ管理とか、コンピュータ性能いろいろ厳しくなって現地で壊れると直すことは難しい」

江別には中古車オークション会場があります。そこに出てくる性能が良くて簡単に直せる古い中古車を求めてパキスタン人が集まっているのです。

さらにパキスタンの人々は家族を連れてやってくるためその数は、一気に増えています!

買取業者によるチェックが終わりました。
マナワルさんたちはさらに中古車の解体を進めます。「これは高さの制限があって、コンテナに入らない。コンテナに入れるためにばらすしかない。本当はばらしたくないんだけど」

また向こうで組み立てる?「そう、また組み立てる。全くもとの車のきれいな姿。日本製のものとか日本車の良さはもしかして私たち外国人の方が一番、日本人よりも一番よく知っているんですよ。メイドインジャパンってたぶん右に出るものはいないでしょう。
技術は素晴らしい」

増えているパキスタン人に日本語を教えているところがあります。
市内の外国人と交流を進める「江別国際交流推進協議会」です。

江別市国際交流推進協議会後藤一昭会長「4年ぐらい前から日本語教室、やさしい日本語教室を作って外国の方に学ぶ機会を提供している。難しい歴史だとかそれはまた別の機会でとにかく優しい日本語で日本語を理解できるよう形を作っていくと」

ソバン・ファルークさん21歳北海道情報大学の1年生です。教室にやってくるパキスタン人のサポートをしています。

先生の森なつみさん(「パキスタンの方はまだ日常で日本語を使っている方が少ないので今日みたいに通訳の方(ソバンさん)がいらっしゃっているときや英語が通じる場合は少し助けになるかなと思います」

ソバンさんが江別市にやってきたのは4年前。大学に入るため、この日本語教室や高校などで日本語を学びました。

去年からは父親が経営する「アンモナイトレストラン」の手伝いもしています。この店ではハラール認証を受けたパキスタン料理やパキスタンの商品を取り扱っています。

ソバン・ファルークさん「いっぱいスパイスが並んでいます。これは普段、料理に使うスパイス。または味付けするためのスパイス。これも全部パキスタンから」


北海道でも珍しいパキスタン料理。お店は大人気です。

今回、代表的なパキスタン料理のひとつでソバンさんおすすめのラムパヤスープをいただきました!
川宙大記者「ん!美味しい!すごい美味しい!ピリ辛さがすごいジュワァ~って口の中に広がって、ナンのマイルドさと辛さが組み合わさってとっても美味しいです」


江別でパキスタン人が増えたことで新しく作られたものもあります。
イスラム教の礼拝堂モスクです。
イスラム教では1日5回、メッカの方角に礼拝が行われます。
このモスクは24時間空いていて、最大およそ300人が入ることができます。
この日、札幌と小樽からイスラム教徒の方々が集まってモスクでお祝いの食事会が開かれていました。

札幌在住のイスラム教徒「もともとイスラム教のイベントとして『ジャマート』っていうのがあるんですけど、2泊3日とか1泊2日っていうジャマートで、別なモスクに行って住むっていうやつをここで今回やっています。僕ら普通だったら札幌にいるんですけど今回江別に来て色んな人と話し合ったりとかしてます」

実はこの食事会の前、札幌近郊に住むイスラム教徒の間で将来のことについて話し合われました。それはお墓です。

イムラン・ムハンマドさん「死んだら墓ね、我々は火葬でなくて土葬だからね。土葬のために色々許可が必要。だからこれからもいつだれが死ぬか何がなるか分からないから、そのためにちょっと不安でみんなで大きな墓作りましょって話」

お墓以外にも課題があります。
日本語教室をサポートをしている北海道大学の平田准教授はパキスタン人と江別市民の関わりの少なさを指摘します。

北海道大学高等教育推進機構平田未季准教授「彼らは例えば技能実習生や特定技能のように日本人に雇用されているわけではなく本当に日本人や日本の社会と関わり合いがない状態。パキスタンの方に特化した何かをするというよりかは色んな人を受け入れられるような土壌を市の中に作っていった方がいいんじゃないかなと思います」

市民とパキスタン人のつながりの必要性を感じていた平田准教授は日本語教室でサポートもしていたソバンさんらと協力してレストランで江別市民にパキスタンの言葉や文化を紹介する「アンモナイトアカデミー」を開催しました。

江別で生活するパキスタン人たち。
彼らが口をそろえて話していたのは住みやすさでした。

マナワル・ファルークさん「私いちばん気に入ったのは気候とか環境が体のためにすごくいいお水はとっても美味しい。江別市の水って北海道いち美味しい」
これからも江別に住んでいきたいですか?「はいはい」

故郷パキスタンからおよそ5900キロ離れた江別市。
ここでたくましく生きるパキスタン人たちが輝いてました。





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