#142

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鬼滅の刃にみる古典文様 衣の呼吸 参の型

③我妻善逸の羽織 鱗模様(黄色×白)
   • #142 鬼滅の刃で知る古典文様 ③我妻善逸の鱗文様【着物の文様・おおがや...  

過去の解説動画
※①竈門炭治郎の市松文様の解説動画はこちら
   • ♯94 鬼滅の刃にみる古典文様 ①「竈門炭治郎の市松模様」【岡崎市・呉服屋...  
➁竈門禰豆子の羽織と帯 麻の葉と市松模様 の解説
   • #137 鬼滅の刃に見る古典文様②竈門禰豆子の「麻の葉文様」【着物の文様・...  


鱗文様は、規則ただしく大きさと形が同じ図案をまっすぐ並べて交互に入れ替わる文様入れ代わり文様の一種。正三角形あるいは二等辺三角形を上下左右に連続して配置した図案です。

この様子が魚や龍、蛇の鱗に似ていることから鱗文と呼ばれるようになりました。ツルツルで光る、ヌルヌルした鱗そのものが厄を寄せ付けないとも考えられていたようです。また麻の葉同様に直線そのものに厄除けの意味を持たせているともかんがえられます

善逸の場合はよく見ると黄色2色の濃淡グラデーションがあり、白地の三角がアクセントになっているのが特徴です。また雷の呼吸の使い手として、雷のイメージに重なるように、またマンガの手法で黄色には明るいうっかりもの、おっちょこちょいが着ることが多いです。その意味で黄色のチョイスはさすがです

例)古くは黄レンジャー、野比のび太など。

また正三角形を三つ並べた家紋鮫紋や、三角形の高さを低く、二等辺三角形に変形させた北条氏の鱗紋の家紋は、蛇に関する伝承から用いられたものであるとされております

 

日本では三角形の文様は弥生時代中期頃の土器にすでに見られます。「鋸歯文(きょしもん)」とも呼ばれるこの文様は特に死者を悪霊から守り、近親者を守護する願いを込めて埋葬品などに使われてきました。

うらめしやの幽霊画などを見ると判りますように、死者が額につけた白布の三角形も鱗文と深い関係があります。あれは厄除けの思想。死者を送り出す際、悪霊退散の祈りを込めて三角の紙冠をつけて弔らったのがルーツです。

これが近世に入り「鱗文(りんもん)」と呼ばれ、厄よけの文様として使われるようになりました。


悪事を働く心の内には鬼が住むといわれる、鬼を戒めるために鱗文の地紋を用いたり、色とりどりの配色の三角形を組み合わせデザインした小紋染めの取り合わせなどが流行したといいます。

 

また鱗文は竜蛇信仰とも結び付きがあります。日本では死者の霊は蛇の姿で現れると信じられていました。また竜は蛇の大きくなったもので、その鱗は強い呪術性を持つものとされてきました。歌舞伎の代表的な演目『京鹿子娘道成寺』の劇中では鱗文の衣装が使われ、蛇の体となった女の本性や魔性を示す特別な文様として、また死者の霊を示していると考えられます。悪を払う鱗柄。まさに竜と蛇を味方につけた最強の厄除け文様ともいえます。

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