サッカーのスーパースターに会いまくりました

ブラーボりょうのスペイン旅
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まだ欧州サッカーが好きになる前の2006年ドイツW杯も友達と普通に楽しんでいました。
日本代表はもちろん応援していましたが、その他に推しチームを決めて応援しました。
中学生らしいです。
僕はイタリア代表を、友達はドイツ代表を選びました。
イタリア代表を応援することは大会前から決めていました。
理由は当時の僕でも知っている様なスター選手がたくさんいて、彼らが軒並みイケメンだったってくらいです。
前評判が高くなかった開催国ドイツも、大々的なスキャンダルが発覚して不穏な空気だったイタリアも順調に勝ち進み準決勝でぶつかりました。
試合はイタリアがお得意の鉄壁の守備を発揮するも、ドイツも粘り強く戦って延長戦までもつれ込みました。
いよいよPK戦が見えてきた試合残り数分の時でした。
CKのこぼれ球からピルロがノールックでスルーパスを出して覚醒中だったグロッソがそれを沈めました。
気か狂ったかの様に走り回るグロッソと最速でセレブレーションに加わりにきたブッフォンを覚えています。
さらに興奮冷めやらぬ中、最後の猛攻を仕掛けるドイツからキャプテンカンナバーロがボールを奪取して、トッティ→ジラルディーノと繋ぎ最後はデル・ピエロが美しいカーブをかけたシュートを決めそのまま試合終了となりました。
暗い雰囲気で大会に入ったにも関わらず、決勝進出まで漕ぎ着けて喜びを爆発させるイタリア代表と、
国の期待を背負いながらも国民の前で散って落胆するドイツ代表が対照的でした。
グロッソ、デル・ピエロのゴールから試合終了後までの流れが本当に美しくて感動したのを覚えています。
世界中の人がこうやって感動していると思うと、サッカーって凄いなぁと思ったのを覚えています。
それからYouTubeでデル・ピエロのプレー集を観まくって惚れ続けています。
まさかあの試合から13年後にこんな距離で会えるとは思ってもみませんでした。

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