【Japanese Military Song】Kwantung Army Song/関東軍軍歌

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「関東軍軍歌」は1935年12月に公募され、同年3月10日の陸軍記念日に発表された日本の軍歌。

　関東軍は大日本帝国陸軍の総軍の一つで、中国東北部の関東州を警備地としていた。現地の佐官級参謀陣が自らの判断で、政府の不拡大方針を無視して柳条湖事件や張作霖爆殺事件などの謀略事件を強行し、その後の支那事変や太平洋戦争に至る日本の政治外交過程を大きく揺るがす要因となった軍である。

　関東軍参謀部第二課による審査の結果、当時関東軍の嘱託であった米田俊の詩が選ばれた。作詞者を「関東軍参謀部」としている記述がしばしばあるのは、当該の詩の著作権が関東軍司令部に属するとの規定があった事と、審査をしたのが同参謀部だったからではないかと思われる。

　作曲は陸軍戸山学校軍楽隊に所属していた松下哲が手がけた。

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