コロナ禍で高まる釣り事情 老舗釣り具メーカーの挑戦

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平磯海釣り公園に来ています。休日ということもあって多くのお客さんでにぎわっています。
コロナ禍で密を避けられるとあって人気が高まっているのが「釣り」です。
親子連れや中にはカップルの姿まで。
「きょうは休みだったので子どもたちと一緒に」
「子どもたちが喜ぶのと、海の景色が見えるのが楽しくて来てます」
「恋人です」
釣りデート?
「そうですね。釣りに興味があったんでこようかなって感じで」

多い日には一日400人~500人もの人が訪れますが、コロナ前と比べて客層に変化があったといいます。

昔はどういった方が多かったんですか?
海釣り公園の大角さん「ご年配の方とか、あとは常連さんですね。男性陣が結構たくさん来られてたんですけれども、コロナ禍になりまして、釣りを今から始めたとか、カップルでまた楽しもうという方が増えてますね」

コロナ禍で釣り人の裾野が広がった釣り業界。メーカーも挑戦を始めています。
丹波市山南町にある釣具メーカー「ささめ針」。創業70年以上の老舗です。

こんにちは~。よろしくお願いします。

釣り具メーカーの挑戦とは…?!
「是非、お手に取ってください」
これ針がついてます。
「れっきとした釣り具ですね」
えっ?これ仕掛けってことですか?!えっ!可愛い!

頭の先のちょうちんに、くりくりとした瞳。
ちょうちんあんこうをモチーフにした仕掛け、「謎のあんこう」です。

「やはり当初からですねちょうちんあんこうという魚が、こういうのを出して狩りをするということに非常に興味がありまして、これを釣り具にできないかなと」

使い方は簡単。ちょうちん部分の針に餌をつけて海に投げるだけです。
ちょうちん部分がおもりになって海底に沈みます。
リールを巻くと、ちょうちんの針に付けた餌がひらひらと揺れ、魚が興味を示します。

播州釣針共同組合によると、この一帯は江戸時代から包丁やのこぎりなどの鍛冶技術が伝わっていました。
釣り針の生産量は兵庫県だけで国内シェアの9割を占めるといいます。

釣りブームのおかげで今や、会社の売り上げは好調。
しかし、コロナが流行りだした当初は、社内にも暗雲が立ち込めていたといいます。
織田さん「コロナ禍で釣り人が増えるっていうことは当初はこちらは一切考えてなかったです。この業界、もうだめなんじゃないかと」
「コロナ禍でみなさんステイホームと、家にいなさいという当時は風潮だったとおもうんですね」

やはり、今までは暗いなと。いいニュースというのがどんどんなくなってきて、今現在もそうなんですけれども、ちょっとやっぱり明るいことをしたいなと」

試行錯誤を経て2019年に織田さんは謎のあんこうの試作を完成させました。
現在は色んな年代や役職の社員が集まり新作に向けた話し合いなどを行っています

「裏の模様ってなんかあるんですか?」
「今回は特に考えてないです」
「ひげとつけるとかは?」
「ひげ?!」
「コイっぽいなんかモチーフというか、要素が入ってたほうがいいなという意見はあったんですけど、ひげをつけるなり何をつけるなりもちょっと難しいなと感じます」

「あんこうを探せやな!」
「すばらしい!こういう遊び心はいいですね!」

メンバーの一人、森脇香奈さん。
若い女性や子どもをファンに取り込みたいとインスタグラムを使ったPRにも力を入れています。

SNSで謎のあんこうが日常に溶け込んでいる風景だったりとか、こんな魚が釣れましたよというのを毎日発信しております。

「釣り具なので是非釣りにはつかっていただきたいんですけど、普段使わない中でもちょっとお部屋に飾って癒し効果で楽しんで頂けたらなとは思ってます」

織田さんは、子どもたちに釣りの楽しさやマナーを知ってもらおうと釣り教室を開いたり、ものづくりの楽しさを伝える講習会にも参加しています。
「子どもからこんな嬉しい手紙も届きました」

「釣れなくても天気がよかったとか、空を見上げてきれいな雲を見ることなんか普段ないわけで、色んな楽しみ方があると思いますんで、その一つとしてこういう商品があればよりその一日が有意義なものになるんじゃないかなと、楽しくなるんじゃないかなと思ってます」

幅広い世代に釣りの楽しみ方が広がっています。


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