【バッハ】《マタイ受難曲》ピアノアレンジBGM-クラシック・キリスト教音楽・レント

《マタイ受難曲》（BWV244)-ピアノ編曲版
作曲：J.S.バッハ（1685〜1750）

　Sora Tori初めてのクラシックBGMの配信ということで、J.S.バッハの《マタイ受難曲》から楽曲を抜粋し、ピアノアレンジしました。

　本楽曲は『マタイによる福音書』26章、27章のキリストの受難を題材にとり、聖句、伴奏付きレチタティーヴォ、アリア、コラールで構成されており、オーケストラ・合唱・ソプラノ・リピエーノによって演奏されます。

　全68曲の中から、受難物語に沿い、楽曲を抜粋し、ピアノアレンジをしました。一部、リズムや和声にも手を加えることで、歴史的なキリスト教音楽と現代の世界観/信仰の融合を図り、またBGMというスタイルにおけるクラシック音楽のあり方を検討しました。

【曲目】
1.「憐れみたまえ、わが神よ」/アリア（00:00)
2.「最愛のイエスよ、どんな罪を犯してそんなに厳しい判決を受けたのですか」/コラール(06:32)
3.「悔いの悲しみは」/アリア(10:21)
4.「われなり、われこそ償いに」/コラール(13:06)
5.「イエス答えて言いたもう」/レチタティーヴォ(20:38)
6.「われはわがイエスのもとに目覚めおらん」/アリア(24:54)
7.「救い主み父の前に平伏したもう」/レチタティーヴォ(33:10)
8.「われは悦びて身をかがめ」/アリア(34:08)
9.「わが神の御心のままに，常に成らせたまえ」/コラール(37:42)
10.「憐れみたまえ、わが神よ」/アリア(42:48)
11.「おお，血と傷にまみれし御頭（血しおしたたる）」/コラール(49:17)
12.「いつの日かわれ去り逝くとき」/コラール(54:50)
13.「かくてゴルゴダというところ」/レチタティーヴォ(58:07)

　それぞれの曲の簡単な説明は動画に入れています。冒頭と10曲目に採用した「憐れみたまえ、わが神よ」（Erbarme dich, mein Gott)は昨今の世界情勢を思うとき、涙無くして聞くことはできません。キリストを否認し、「外に出て激しく泣いた」ペテロ。彼のみならず、人間一般に内在する恐怖、そして愚かさ。ペテロの深い悔い改めを見る時、私たちは憐れみを求めて祈らざるをえません。

　今年のレント（四旬節）は3/2〜4/16です。
祈りと悔い改めをもって、キリストの復活に備えたいものです。
クラシックBGMはSora Tori初めての挑戦ですが、一人でも多くの方に用いていただければなと思います。
　そして今回初めての企画ということで、思い切ってYouTubeならではのチャレンジをします！
3月9日の動画投稿から２週間で高評価を200件頂けましたら、「クラシックBGM第二弾」を投稿いたします！
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