Скачать или смотреть ⚠︎誤解しないで！皆様への「さよならのご挨拶」ではありません

🍃✨🍃✨🍃🫴🍃 ご挨拶 🍃✨🍃✨🍃✨🍃

皆さま ごきげんよう

1ヶ月ぶりの更新となります

この曲は皆さまもご存知のように昭和が生んだ名曲です

この歌は1972年1月8日から同年4月8日まで日本テレビ系列の『土曜グランド劇場』の枠で放送されたテレビドラマ〖三丁目4番地〗の主題歌としてビリーバンバンによって歌われました。全14話。 

三和酒類「iichiko」CMソング (1993～1994年) としても有名です

美しいメロディでカラオケでも人気のある歌ですが実はこの歌、三つの意味があるのです

今回は作詞の石坂浩二さんに失礼なのを重々承知で考察したことを記したいと思います(笑)


─── 三面の捉え方 ───

❶新しい恋人ができて、その恋人を想う一方で過去に背負った恋を断ち切ろうとする心情の歌

❷作詞の石坂浩二さんの実生活とリンクさせるとこんな事が考察されます？👇🏻

彼はこの歌が作られた頃に浅丘ルリ子さんと結婚をしました

でもそれ以前から、メディアにもファンにも旧知の別の恋人（加賀まりこさん）と言う存在ががいました

なので当時は、そのあたりの心情を綴ったのだろうと解釈した人が多かったようです

浅丘ルリ子さんとの新しい出発もしたい、でも加賀まりこさんにまだちゃんとした別れを告げてない…複雑な心情の時に作ったのではないかと察しました

❸三つ目の側面はずっと続いた恋人との別れを決意した歌、とも解釈できそうです

そう捉えると歌詞の意味が変わってきます

「過ぎた日の微笑みをみんな君にあげる

昨夜枯れてた花が今は咲いているよ」

ここを拡大解釈すると、悩んだ末に別れを決意したものの、過去の良き日々の思い出が蘇ってきたようなのです

今までは枯れていた恋の熱がまた花開いたような思いになっているということです

「過ぎた日の悲しみもみんな君にあげる

あの日知らない人が今はそばに眠る」

“あの日”とは恋が成就した日、熱をあげていた最初の頃という意味です

それが月日の中で二人の関係が変わっていき、今そばにいる人は、あの頃とは別人のようにさえ思えてしまうという描写です

「温かな昼下がり 通り過ぎる雨に

濡れることを夢に見るよ 風に吹かれて

胸に残る思い出と

さよならを するために」

別れようとは決意したのだけれども積み重ねてきた愛や思い出等の未練でしょうか

かすかに残る愛に彼は苦しんでいるようです
だから雨に打たれ風に吹かれてその呪縛から解き放たれたいという願いです

「昇る朝陽のように今は君と歩く

白い扉を閉めて 優しい夜を招き

今のあなたにきっと

分かるはずはないの

風に残した過去の

冷めた愛の言葉」

別れを決意したことによって相手との関係が変わった訳です

自分はもう新しい道を行こうとしている…

でもまだ、相手に別れは告げていない…

そんな状況の心情にも解釈できます

勝手な解釈ですが、三つの捉え方がこの歌詞から出来るかと思いました

こんなように、石坂浩二さんの歌詞は一つの詞でまったく別の解釈さえできてしまうような不思議かつ魅力的な歌詞なのです

恋多き石坂浩二さんならではの心象風景を吐露した歌詞ではないかと思います

メロディーも秀逸で哀愁漂う感じでこの曲は名曲と言えます

作詞➤石坂浩二
作曲➤坂田晃一