伊豆に新たな救助隊 水中での訓練は 水難事故に すばやく対応

Описание к видео 伊豆に新たな救助隊 水中での訓練は 水難事故に すばやく対応

毎年、多くの事故が起きています。県内で発生した水難事故の数は2019年が63件、2018が56件、2016年が57件と毎年、60件前後で命を落とす人も後を絶ちません。少しでも被害を減らそうと伊豆地域に新たな水難救助隊が発足します。
 「入水準備、マスクマスクからだよ。」
 新たな水難救助隊は、伊東消防と東伊豆消防の隊員が中心となり2020年度、発足する予定です。2019年6月から伊豆の東海岸で訓練が始まりました。 

 駿東伊豆消防本部伊東消防署・菅沼勝徳消防司令補「水中に入ると言葉が交わせなかったりもしくは視界がない場合状態でもダイビングをしなければならない」 

 この日は、水の中で救助者を発見したことを仲間の隊員に伝える方法を学びました。

 ベテラン隊員「張ってないとわからない。」「前も言ったでしょ、張ってないとわからないからからどんどん外側を泳いで紐を張るんだよ。」「これを見て緩いなと思ったら張らなきゃダメ。これが通じないと話にならない」

 ロープを使った意思疎通です。

 ベテラン隊員が経験の浅い隊員たちを指導します。県東部と伊豆の4市3町を管轄するのが駿東伊豆消防本部です。沼津市や伊豆市などを管轄する隊にはすでに水難救助隊が組織されています。しかし、伊東市と東伊豆町には水難救助隊がありませんでした。これまではまず、地元の漁協や民間ダイバーに協力してもらいその後、他の部隊が応援に駆け付ける体制でした。

 駿東伊豆消防本部・山田聖二伊東消防署長「波場でおぼれているような状況であれば現在の救助隊でも泳いで助けることができるが沈んでしまうとなると重装備がないと潜れない。」「現在、田方の水難救助隊が応援が来るが30〜40分はかかってしまうので、それが伊東に水難救助隊ができれば、30分40分が短縮されて初動がそれだけ早くなる。」

 潜水士の資格を取ったばかりの隊員もいます。

 駿東伊豆消防本部伊東消防署・遠藤大希消防士「波が強かったので揺られて難しかった。」「まだ初心者に近いレベルなので他の隊員についていけるように頑張ります。」

 駿東伊豆消防本部東伊豆消防署・大川滉平消防副士長「技術が少なくて経験もないが来年までには知識を身に着けて、恥じないような活動ができるようにしたい。」

 訓練を重ねる中で伊豆の東海岸特有の課題も見えてきました。

 菅沼消防司令補「他の方面の海に比べると(東海岸は)非常に海象条件が悪い。波が高い、また岸壁付近で救助活動を行わなければならないそのような状況。」「私たちはほかの方面の隊員よりスキルをどんどん上げていかなければいけないと認識している」

 悲しい事故を一件でも減らすため2020年の発足まで厳しい訓練が続きます。

Комментарии

Информация по комментариям в разработке