巨火 三木稔/1976年(日本音楽集団第242回定期演奏会)

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巨火(ほて)
三木稔 1976年

 “巨火”。この名は、巨大な焔といった意味です。作者の企画した<かぐら1976>のとりの曲として、日本音楽集団の最も大きな編成で書かれました。16人の管絃奏者を4人の打楽器奏者が囲んで演ずる、30 分近い曲で、おおよそ3つの部分に分けられます。
 第一の部分は"祀り"すなわちリチュアルな、厳粛な雰囲気を持っています。
 第二の部分は“遊び”というか、スケルツァンドな部分。
 最後はそれが徹底し"祭り”フェスティバルですが、秩父屋台囃子が、笛、打楽器に援用されています。
 通常な形での指揮者でなく、上手手前の打楽器奏者が、音頭取りを兼ねるよう作曲されており、二十絃箏もしくは三味線あるいは打楽器が、上演時の状況に応じてソロ的に大活躍するようヴァージョンを分けてあります。       
( 第123回定期演奏会プログラムより)

〔笛I〕 新保有生
〔笛Ⅱ〕 芝有維
〔尺八I〕 竹井誠・元永拓
〔尺八Ⅱ〕 阪口夕山・田野村聡
〔尺八Ⅲ〕 原郷隆・饗庭凱山
〔胡弓〕 木場大輔(助演)
〔細棹三味線〕 穂積大志
〔太棹三味線〕 山崎千鶴子 
〔琵琶I〕 藤髙りえ子
〔琵琶Ⅱ〕 久保田晶子
〔箏〕 三宅礼子・森真理子
〔二十絃〕 山田明美・喜羽美帆
〔十七絃〕 城ヶ崎美保・石井香奈
〔打楽器I〕 多田恵子
〔打楽器Ⅱ〕 盧慶順
〔打楽器Ⅲ〕 尾﨑太一
〔打楽器Ⅳ〕 冨田慎平
〔指揮〕 稲田康

撮影・編集:大友幸太郎

2024年5月29日(水)
日本音楽集団第242回定期演奏会
「巡りて還り その先へ」
@豊洲シビックセンターホール

第242回定期演奏会再生リスト
   • 第242回定期演奏会「巡りて還り その先へ」  

日本音楽集団
https://promusica.or.jp/index.html
1964年創立。伝統的な日本の楽器である、箏・尺八・三味線・琵琶・胡弓・笛、小鼓・太鼓などの打楽器、笙・篳篥などの雅楽器による和楽器オーケストラです。 和楽器数十名と指揮者による大合奏は迫力満点です。
現在では、定期演奏会を中心に、全国各地での公演、教育機関での音楽鑑賞会、録音・放送・映画・演劇などさまざまな分野で演奏活動を行っています。
海外では、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国、東南アジア、オーストラリア等、31カ国151都市で公演を実施。アイザック・スターン、ヨー・ヨー・マや、ゲヴァントハウス・オーケストラ、
ニューヨークフィルとの共演を実現、海外でも高い評価を得ています。
文化庁芸術祭大賞、第2回音楽之友社賞、レミー・マタン音楽賞、モービル音楽賞など、受賞履歴多数。

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