田中希実選手が渋谷の公道を激走 女子中高生ランナーと真剣勝負

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 陸上女子中長距離の第一人者、田中希実(豊田自動織機)が13日、東京都渋谷区の公道で行われた1マイル(1609m)のロードレースで、女子中高生の選手たちとタイム差をつけたレースに挑み、都心の街並みを力走した。
 田中は昨年の東京五輪で1500メートル8位入賞を果たした日本のエースで、1000、1500、3000メートルの日本記録保持者。また前日の12日に福岡市で開かれた大会で、ロードレース5キロの日本新記録も樹立したばかり。
 この日は、渋谷区初台周辺を舞台に、日本で初めて公道で開かれた1マイル公道レース「北渋マイル」の中で、女子中高生ランナーが田中に挑むイベント「NOZOMIRAI MILE(ノゾミライマイル)」に出場した。
 参加した中学生15人、高校生5人は、田中にあこがれてイベントに応募した中長距離の選手たち。はじめに中高生が一斉にスタートし、その10秒後、田中が弾けるような勢いで走り始めた。
 コースはL字形のルートを折り返す設定で、田中は1人、2人とジュニア選手たちをかわしていった。ただ、中高校生選手も田中に食らいつくなど、真剣勝負を挑んだ。最後には田中が貫禄を見せ、全員を抜き去って先頭でゴールに飛び込んだ。
 田中はレース後、中高生選手たちについて「少しでも長く私より前を走るという気持ちが伝わってきた。私も真剣に渡り合わないといけない、背中でしっかり見せないといけないと思いながら走った」と振り返った。また「折り返してから、前の選手となかなか差が縮まらなかった。それは(中高生)選手の力」と称えた。
 田中と一緒に走った中高生選手は「ラストスパートとか、スピードが違うなと感じた」と世界トップクラスの力を実感していた。
 公道を舞台とする1マイルレースは、米国では人気が高く、各地で開催されている。田中自身も今年9月、ニューヨーク5番街で開かれる世界で最も有名な1マイルロードレース「フィフスアベニューマイル」に出場し、トップクラスの選手たちと競い合って女性の部5位に入賞した。
 田中は「フィフスアベニューマイルは、アメリカでは誰でも知っている有名なロードレース。この大会(北渋マイル)もそういう有名な大会にしていきたい」と意気込む。
 日本ではフルマラソンをはじめ長距離のロードレースが盛んで、中距離は目立たない存在だった。しかし田中は東京五輪で入賞したほか、今年6月に米オレゴン州で開かれた世界陸上競技選手権でも800、1500、5000メートルの3種目に挑戦するなど、注目を集め続けている。田中の姿を見て中距離競技を目指す若いアスリートも多い。
 田中の大活躍を機に中距離界は盛り上がり、北渋マイルのような中距離の公道レースが実現した。スポーツ用品メーカー各社も中距離に着目したプロモーションを展開。田中をサポートするニューバランスは来年1月に中距離向けの新型レーシングシューズを発売する。
長距離のレースと比べ中距離の魅力は、数分間の短い競技時間の中で常に高いスピードを保ち、自身の限界領域でライバルたちと競り合う激しさだ。北渋マイルを走り終えた田中は、「トップスピードで突っ走ることが公道でできるのは、すごく気持ちがいい。それを渋谷でできるのはなかなかない経験」と締めくくった。
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