西谷文和 路上のラジオ 第195回「まだ辞めない斎藤知事。崩壊する牛タンクラブ」丸尾牧さん

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ゲスト:丸尾牧さん(兵庫県議会議員)

今回のお客様は、第191回に引き続きまして、兵庫県議会議員の丸尾牧さんです。兵庫県の斎藤知事のパワハラなどを告発して懲戒処分となった元西播磨県民局長が、自殺で亡くなるというとんでもない事件は、流石に大手メディアも連日取り上げはじめ、全国的に大きな関心を呼んでいます。8月30日にはいよいよ斎藤知事が、百条委員会の証人尋問に出頭することになっています。その中で、牛タンクラブと言われる副知事や総務部長など斎藤知事の側近がつぎつぎに離脱するなど、兵庫県政では混乱が続いていいます。今回も、この百条委員会の委員でもあり、問題発覚の当初から独自に県職員へのアンケートを実施するなど、先頭に立って斎藤知事の責任を追及して来られた丸尾議員にお話を伺います。

番組ではまず、パワハラやおねだりはもとより、更に悪質で犯罪レベルとも言えそうな「税金詐欺」について言及します。昨年11月の阪神・オリックス優勝記念パレードの資金調達に絡み、地元信用金庫からの寄付を無心するために「迂回融資」さながらの補助金増額があったのではないかとされる問題です。補助金事業の予算が1億からいきなり4億に急増したのはなぜなのか?そして同パレードの担当課長の自死との関連性は? 犯罪レベルと言えば、百条委員会を待たずに亡くなった内部通報者の元局長は、勝手にパソコンを押収されプライバシーを抜き取られた上、それを外部に漏らされるなど、とことん追い詰められていたともいいます。これらの真相解明も百条委員会に委ねられますが、亡くなったおふたりの尊い命は返ることはありません。

そして番組後半は、なかなか辞めない斎藤知事をめぐる維新と自民の動向について言及します。この期に及んでも壊れたテープのように同じ答弁を繰り返しながら辞任を固辞するのは、どう見ても維新指示による時間稼ぎ戦術のようにしかみ得ず、自民はすでに見限っているようです。岸田首相の総裁選不出馬声明が出た後、国政でも9月に自民総裁選がおこなわれ、新総裁による解散総選挙が見込まれています。とりわけかつて維新が強力な勢いであった大阪・兵庫の勢力図はどうなるのか関心が高まるところです。少なくとも死者がでるほどの異常な恐怖政治であった兵庫県政は絶対に許し難く、健全な行政を取り戻せることを願って止みません。

今回も最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
05:00 前半 Jingle~
31:18 後半 Jingle~
54:42 後枠 ETM~
56:49 アナ尻
60:00 曲尻~F.O

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