【ITパスポート】 #24 業務プロセスの分析(ストラテジ分野)

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この動画では、業務プロセスの分析について解説します。

▼目次
0:00 自己紹介
0:12 業務プロセスの分析
0:33 モデリング
1:17 E-R図
3:17 DFD
4:27 BPMN
5:46 ワークフロー
6:29 BPR
7:15 試験ではこう出る!(まとめ)
7:42 令和5年春期 問23 過去問題

▼内容
今回の動画では、「業務プロセスの分析」について解説するよ。
業務プロセスとは、業務の手順だ。ビジネスプロセスともいう。
経営戦略の目標を達成するためには、業務プロセスの改善が重要なんだ。
最初に、業務プロセスをはじめ、さまざまな物事をわかりやすくする「モデリング」について確認しよう。

モデリング
モデリングとは、現実世界にある複雑なモノを単純化してわかりやすくすること。
モデリングによって単純化したものを「モデル」という。
例えば、駅に掲示されている路線図は、複雑な鉄道網をモデリングしたものだ。
どんな駅や路線があって、どこで乗り換えできるのかが、わかりやすく表現されたモデルといえるね。
業務プロセスをモデリングした図や表を、業務モデルという。
業務モデルを作ることで、業務の仕組みや手順がわかりやすく表現できる。業務プロセスの問題点も見つけやすくなるんだ。
では、モデリングを行う方法を見ていこう。まずは、「E-R図」だ。

E-R図
E-R図とは、データの関係性を「エンティティ」と「リレーションシップ」という2つの概念を使って表した図。
E-R図で作成した業務モデルは、関係データベースの設計図になる。
E-R図は「Entity-Relationship Diagram」の略で、Entitiyは「実体」、Relationshipは「関連」という意味だ。
エンティティは、人間が管理する対象となる物事。例えば、「社員」や「商品」などはエンティティだ。E-R図では、エンティティを四角形で表す。
リレーションシップは、エンティティ同士の関係を表す。E-R図では、リレーションシップを直線で表す。
E-R図では、リレーションシップを「1対1」「1対多」「多対多」に分けて表す。
例えば、チェーン店で、1つの店には1人の店長がいて、店長は他の店との兼任がない場合、店と店長の関係は「1対1」だ。
1つの店に複数の店員がいて、店員も他の店との兼任がない場合、店と店員の関係は「1対多」になる。
店員は複数の商品を販売する。また、同じ商品を複数の店員が販売するという場合、店員と商品の関係は「多対多」だ。
E-R図では、エンティティは四角形で表すことが多いけど、リレーションシップの書き方はいろいろある。
例えば、過去問題では、矢印がない場合は「1」、矢印がある場合は「多」という図で出題されたことがある。
矢印ではなく文字や記号で表すなど、他の書き方で出題される可能性もあるけど、E-R図の表記法は問題文に書かれているから、よく読んで解答しよう。
次は、データの流れを表す「DFD」を紹介するよ。

DFD
DFDとは、「外部」「処理」「データフロー」「データストア」の4つの記号で、データの流れを表す図。
DFDは「Data Flow Diagram」の略で、データフロー図ともいう。
DFDでは、4つの記号を使う。
「外部」は、データの発生源や出力先。四角形で表す。
「処理」は、データを処理したり加工したりすること。円で表す。
「データフロー」は、データの流れ。矢印で表す。
「データストア」は、データベースやファイルなどデータの保管場所。平行な2本の直線で表す。
DFDでは、これらの記号を使って、業務プロセスの中で、データが入力、処理、出力されていく流れを表す。
DFDを作ることで、データがどのように移動し、どのように変換されるのかが明確になる。その結果、データの流れについての問題点が見つけやすくなるんだ。
次は、業務プロセスの流れを表す「BPMN」について解説しよう。

BPMN
BPMNとは、業務プロセスをモデリングするための表記法。
BPMNは「Business Process Model and Notation」の略で、業務プロセスのモデルと表記法という意味だ。
BPMNでモデリングすることで、業務の流れが一目でわかり、改善できる部分が見つけやすくなるんだ。
BPMNは、ISO / IEC で国際規格として標準化されている表記法だ。
作業の内容を表す「アクティビティ」は角の丸い四角形、条件判断や分岐を表す「ゲートウェイ」はひし形というように、業務プロセスを表記するための記号が決まっているんだ。
何かの流れを表す図には、BPMNで作成した図以外にも、流れ図や、先ほど学習したDFDなどがあるね。
流れ図はいろいろな使い方があるけど、試験では「アルゴリズム」の流れを表すのに使う。
DFDは「データ」の流れ、BPMNは「業務プロセス」の流れだ。
それぞれ何の用途で使われるのか、押さえておこう。
ここで、BPMNに関連する用語として「ワークフロー」を確認しておこう。

ワークフロー
ワークフローとは、具体的な業務の流れ。
先ほど紹介したBPMNは、ワークフローを表すものだといえるね。
ちなみに、ワークフローシステムとは、紙の書類を電子化して、社内の決裁申請手続きを効率化することだ。
例えば、経費精算や出張報告、休暇届など、紙の書類で行っていた手続きを、ワークフローシステムでは電子的に行うことができる。
ここまでは業務プロセスの分析について確認してきた。最後に、業務プロセスの改善に関する用語として、「BPR」を紹介しよう。

BPR
BPRとは、企業全体の業務プロセスを抜本的に再設計する手法。
BPRは「Business Process Reengineering」の略だ。
BPRでは、部分的な改善ではなく、全体最適を考えて、業務プロセスの大幅な改革を行うことが大きなポイントだ。
会社の各部門が、バラバラに生産性を上げようと努力して、それぞれの部門が最適になったとしても、会社全体で見ると業務プロセスが分断されてしまうことがある。そこで、会社全体の生産性を上げるために、業務プロセスを根本から見直して改革を行うのがBPRだ。

試験ではこう出る!
・E-R図とは、データの関係性を「エンティティ」と「リレーションシップ」という2つの概念を使って表した図。
・DFDとは、「外部」「処理」「データフロー」「データストア」の4つの記号で、データの流れを表す図。
・BPMNとは、業務プロセスをモデリングするための表記法。  

過去問題
OMG(Object Management Group)によって維持されており、国際規格 ISO / IEC 19510 として標準化されているビジネスプロセスのモデリ ング手法及び表記法はどれか。
ア.BABOK
イ.BPMN
ウ.BPO
エ.BPR

正解は、イ。
「ビジネスプロセスのモデリング手法及び表記法」というキーワードから、BPMNだと判断できる。
BPMNとは、業務プロセスをモデリングするための表記法だったね。
問題文にあるOMGとは、オブジェクト指向技術を標準化するための国際団体。BPMNは、OMGによって維持されているんだ。
アのBABOKは、「Business Analysis Body of Knowledge」の略で、組織の目標を達成するための活動について、必要な技術やベストプラクティスをまとめたガイドライン。
ウのBPOは、「Business Process Outsourcing」の略で、企業が、総務や経理、コールセンター運営などの業務プロセスを、外部の専門業者に委託すること。
エのBPRは、企業全体の業務プロセスを抜本的に再設計する手法だったね。

以上が「業務プロセスの分析」の解説だよ。お疲れ様でした!

▼著者紹介 
・高橋 京介
・米サンノゼ州立大学卒業
・元メルカリiOSエンジニア
・Udemy:https://link.it-pass.jp/udemy
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・著書
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