【戦前版グランクラス】JR西日本の至宝・マイテ49に乗ってみた！

本日2022年10月14日、日本の鉄道は開業150周年を迎えました。まずは開業150周年、誠におめでとうございます。この150年の鉄道の歴史においては過去に様々な車両が登場し、また消えていきましたが、その中でもトップクラスに貴重の車両だとされているのが、JR西日本が保有しているマイテ49形2号車です。
マイテ49は1938年に製造された1等客車(現在のグランクラスに相当)で、国会議員や芸能人、諸外国の要人といったVIPのための車両でした。基本的には東海道本線を長距離走る特急列車の最後尾に連結されており、駅でのお見送りのために展望デッキが付いているのが特徴です。2007年までSLやまぐち号のフリースペースとして使われていましたがそれ以降はめったに人を乗せる事はなく、今回のSLスチーム号への充当が久々の旅客営業になると思われます。
長らくJR西日本網干総合車両所宮原支所で大切に保存されてきましたが、鉄道開業150年の節目となる今日2022年10月14日に廃車され、除籍のうえ京都鉄道博物館に収蔵されます。

2022年10月11日

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