【建築家の自邸】野沢正光さんの自邸「相模原の住宅」

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建築家の野沢正光さんの自邸「相模原の住宅」は 1992年に神奈川県相模原市に建築をされました。もともと敷地の中にあったセンダンの木を囲むように南北に2棟の建物を配置し、階段室を兼ねた通路でつなぐ形となっています。センダンのある中庭、廊下を介した対面に坪庭、敷地奥の北側道路に面して裏庭と、3つの庭を家の内部から眺めることができます。
鉄骨の躯体は軽量H系列を住宅スケールに合うように選定され、母屋の延べ100m2ほどの2階建ては6本の柱で支えられることで、全ての垂直面の構成は自由となります。フェンスや2階廊下の床に用いた軽量で光も視線も通すプラスチックのグレーチング、居間の天井には部分的に外してメンテナンスしやすいキャンバス地、床や収納家具には幅が広く継ぎ目の少ないランバーコアを採用。用途が特定されていない、何にでも使える素材の統制を最大限に生かし使われています。

野沢正光さんは2023年4月、約1年間の闘病の末に逝去されました。最後まで、この自邸「相模原の住宅」から、スケッチや言葉を送り続けていたそうです。
野沢正光建築工房の代表の石黒健太さんは、野沢さんの意思を継承し同事務所の皆さんとともに仕事に取り組んでいます。石黒さんの言葉で「相模原の住宅」の建築をご紹介いただくとともに、野沢正光さんが考えたこと、取り組んできたことをお話しいただいた映像を、ぜひご覧ください。

http://noz-bw.com/archives/works/sgm

【相模原の住宅】
設  計:野沢正光建築工房
施  工:円建設
建 設 地:神奈川県相模原市
竣  工:1992年12月
規  模:地下1階+地上2階
構  造:鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造
設 備:OMソーラーシステム(集熱+補助暖房+給湯)
敷地面積:244.47㎡(約74坪)
建築面積:115.77㎡(約35坪)
延床面積:217.96㎡(約66坪)

語  り:野沢正光建築工房 石黒 健太
映  像:相羽建設株式会社 広報部
撮  影:2024年1月

【野沢正光さんと相羽建設の協働】
生前、野沢正光さんには「木造ドミノ住宅」の開発を監修いただき、東京都との協働となったプロジェクト「むさしのiタウン(東京都東村山市/全25棟)」「ソーラータウン府中(東京都府中市/全16棟)」でのまちづくり・家づくりをご一緒させていただきました。ソーラータウン府中は長寿命なサポート&インフィル住宅である「木造ドミノ住宅」の各住居が敷地の一部を供出することで、街区の中央に緑あふれる「園路」と住人同士のコミュニティを形成。永く住み続けたいと思える風景と街並みにより2020年にグッドデザイン賞金賞を受賞しました。

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