新たなる旅のはじまり…『完結編』……《伝説から神話へ》帰って来た木枯し紋次郎

A Japanese period drama ”Kogarashi no Monjiro"... a story of wandering drifter carrying his own sword only to protect himself not for livelihood like a samurai. Never being loved by anybody since his birth, having no one to trust or rely on, he alone wanders from place to place just to live. No place to settle down. How would he face to his fate...what does he live for? As a drifter, nothing to prove himself right though, still he has a really good heart, common sense, loyalty, and compassionate eyes which we could learn from him to live today.
Maybe "Kogarashi no Monjiro" is a guiding light of... what do we humans live for?


「あっしには関わりのねぇことでござんす」
咥え楊子に破れ三度笠、あの木枯し紋次郎が…帰ってきた。
　映画を観た方々、TV特番をご視聴された方々、色々ご事情あって知る由も無かった方々に贈る珠玉の逸品！帰って来た…木枯し紋次郎。
第1作TV放送(紋次郎28歳頃)～20年、時が巡り帰って来た！ 設定はあれから10年後、正統な続編、紋次郎38歳頃の話しである。
　時は1846年、弘化3年…今にも擦りきれそうな道中合羽、雑巾の様な手甲脚絆、長脇差しの鞘が錆朱色、これだけが新しい…という草鞋！ そう、あの頃と同じ姿で再び現れた。
　市川崑監督が時代劇の教科書として、後世に映像として残す為、再び中村敦夫氏とタッグを組み制作された。 これが中村敦夫=木枯し紋次郎の最終話･完結編。 紋次郎が紋次郎らしく、あるべき姿のままで……超短編+ﾌｧｰｽﾄ紋次郎の回顧と8分内のﾒﾓﾘｱﾙ仕立てに浸って頂きたい。と、願いを込めて………
　　
　これぞ　ザ･ファイナル‼️

　原作者: 笹沢左保氏が小説として生み出した木枯し紋次郎を日本中が席巻するほどに作り上げたのが市川崑監督、その監督が一目で主役は彼しかない(中村敦夫氏)と、運命の出会いからかれこれ半世紀が過ぎ、誕生から20年ぶりに帰って来た木枯し紋次郎として有終の美を飾った。中村敦夫氏あっての木枯し紋次郎！これにおいては誰しも異論はないことであろう・・・製作に携わった関係者方々に感謝という言葉の他はありません。
　市川氏の革命ともいえる冒険がいまとなってはレガシーとなった。後世まで永遠に伝承されることでしょう！！！


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