100m11秒89 神辺西中・三好美羽選手　自身の広島県記録更新なるか？　U-16陸上100ｍ連覇に向けて広島県大会を好発進

陸上の話題です。
２４日、１６歳以下の広島県陸上競技選手権大会が行われ、県の中学校記録を持つ神辺西中学校・三好美羽選手が女子１００ｍに出場しました。

神辺西中学校２年生、三好美羽選手。
先月行われた全日本中学校陸上、自身初の決勝進出となりましたが、堂々の走りを見せ１位の選手と１０００分の７秒差で準優勝、今後の活躍が期待される注目のスプリンターです。

【中西アナ】
「県の中学校記録を持つ神辺西中学校２年生三好美羽選手。１０月に行われるＵ－１６陸上競技大会連覇を目指し、広島県大会に臨みます」

去年、自身が初めて県の中学校記録を更新した大会。
今年の記録にも期待が高まります。
予選３組、第３レーンに三好選手が登場しました。

（スタート号砲）

得意のスタートから一気に飛び出し、そのまま加速。
本人がこれまで課題と話していた、レース後半も足をしっかりと前に出し、圧倒的な速さでフィニッシュ。
記録が注目されます。

（タイム掲示「１１秒８８」）

自身の持つ県の中学校記録を更新。
夏以降の練習の成果を予選のレースから発揮します。
午後から行われた決勝再び記録を更新するのか期待が高まります

（スタート号砲）

自身の最大の武器、スタートが決まり他の選手を一気に引き離します。
三好選手は決勝でも圧倒的な強さをみせてそのままゴール。
広島県記録を更新したのか注目のタイムは
記録更新とはならなかったものの２本とも１１秒台のタイム見事に優勝を飾り、全国大会へ弾みを付けました。
三好選手、この日のレースどのように感じているのでしょうか？

【中西アナ】
「１１秒８８、自己ベストを更新しましたが」

【三好美羽選手】
「全中（全日本中学校陸上）で０．００７秒差で負けてしまったので、まずはこれまでの自己ベストを切ることから始めようと思って、１１秒８９を切ることを目標にしていたので一本目からその目標が叶うなんて思っていなくて、とても嬉しかったです」

【中西アナ】
「全国の舞台ではどんな走りをみせたいですか？」

【三好美羽選手】
「個性的な走り方とよく言われていて、前傾しすぎなとこや腕の振り方など特徴的なところもあるんですけど、自分の個性を生かしながら自分自身と戦って、頑張りたいと思います」

（スタジオ）
Ｕ－１６陸上連覇に向け幸先の良いレースになりましたが、木村さん、いかがですか？
【TSSコメンテーター：木村文子さん】
「（前回の）全国大会で本当にほんのわずかな差で負けてしまったけれど、その悔しさを前向きな力にしてくれたことが今のタイムに繋がっている」

Ｑ：本人が良く言われるという特徴的なフォーム個性として生かしたいとのことですが、この点はいかがですか？
「まだ中学生で体の発達段階でもありますので、気にせずに伸び伸びと自分らしさで走ってほしい」

Ｑ：三好選手、大会関係者や支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを込め、レース後、何度もお辞儀をするそうなんですが木村さん、いかがですか？
「トップ選手でもレース後に大きな挨拶をしている選手もいるので、そういう選手の真似をしてくれてるのかなと思うと、今後さらに成長を期待したい」