【エビ水槽/チェリーシュリンプ】エビのポツポツ死が止まった。なぜ始まったのか、何をして終息したのか?【ソイルブレイク危機からの脱却なのか】アンモニアを疑う【アクアリウム】

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エビがポツポツ死んでいく/★になる。
今回のテーマはこれですが、原因と対応策について、可能性が高いのではないかと思う部分について共有します。

現在のエビ水槽はチェリーシュリンプ系とミナミヌマエビ、その他熱帯魚が混泳しています

稚エビも沢山いますが、色の違ったエビの間で交配してしまっていて、もはやなんと呼んだらよいかわからないものも多いです。サムネのエビは実在します。ウルトラマンABです。

現在、このエビ水槽はわりとエビの楽園状態に戻りつつありますが、一時前は、タイトルの通りの、いわゆるポツポツ死ぬ、という状況が止まらず、1日1匹のペースでいわゆる★になっていく状態でした。
しかしながら、色々な試行錯誤をした結果あってか、このポツポツ減少が十日ほど前に終息しました。抱卵しているエビもいくつか見れるまでに快復しました!!

いずれにせよ、このポツポツエビが死ぬ減少は、色々なサイトで取り上げられていますが、色々な原因があるということもあってか、どのサイトもこれをすれば絶対止まる、というところまでは言及されていないようです。
今回の動画では、沢山のリサーチよって水槽内で何が起きていたかを可能な限り把握し、ポツポツ死はなぜ発生して、なぜ止まったのかを考える、といった内容を共有したいと思います。

ポツポツ死の始まり
水槽立上から3カ月を過ぎて、種から育てる水草(ハイグロシード)が育ちすぎたので、ハサミでトリミングをせずに根元から抜いて間引きをしました。おそらくこのあたりからポツポツ死が始まったと思います。また、その後に大きな流木を撤去してからも、一日1匹は超えないものの、毎日コンスタントにエビが死んでしまう状況がつづきました。死骸はいつも成長したエビでした。稚エビは死んでも発見される前に食べられてしまっていたのかもしれません。
以前は卵を持っているエビが沢山いたのですが、ポツポツ死が始まってからは確認できなくなりました。ちなみにこの間熱帯魚は一匹も死んでいません。

水槽内のアンモニアを疑う
アンモニアは主に熱帯魚の食べ残した餌や排泄物、枯れた水草などを有機物分解菌が分解して発生します。人間にもそうですが、濃度によっては水生生物にとってかなり有害なものです。
このアンモニアを「アンモニア酸化バクテリア」が食べて分解し、亜硝酸にします。
そしてこの亜硝酸を「 亜硝酸酸化バクテリア 」が分解して硝酸にします。
このように、アンモニアが硝酸まで分解される過程が生物ろ過と言われていますが、水槽内では非常に大切なプロセスであり、このバクテリアによる硝化作用によって

「毒性の強いアンモニア」➡「毒性のやや強い亜硝酸」➡「ほぼ毒性の無い硝酸」という順番で分解されます。

ちなみに硝酸はアンモニアや亜硝酸に比べると生体への毒性は低いですが、エビ類は魚類と比較すると硝酸に弱く、水槽に蓄積した硝酸の影響を受けて死ぬこともあるということです。また、水槽内に硝酸が溜まってしまうと行き過ぎた酸性化につながり、生体に良くないようです。
特殊なバクテリアが活躍出来る環境では、硝酸を窒素まで還元することが出来ますが、水槽内でそういった環境を作ることが難しいですので、水を換えて硝酸を取り除くのが一般的です。

ちなみに下水道処理施設ではバクテリアをつかって硝酸から酸素を取らせて窒素だけにする工程があるようです。

アンモニア自体はとても毒性が強いものということですが、pHが低い環境、つまり酸性に傾いている水槽内では毒性を発揮しないようです。

この水槽はかなりの量のソイルを使用していて、大きな流木が入っていたので、弱酸性をキープしていました。よってアンモニアが発生していても、生体に影響を与えていなかったのかもしれません。
ただし、アンモニアが分解されて亜硝酸が発生したときに問題が起きた可能性が高いようです。

エビのポツポツ死が始まったタイミングというか、きっかけは断定しにくいですが、やはり、あまりにも密生した水草をかなりの量を根元から抜いたこのがきっかけとなっているような気がします。

光が当たらなくなった水草が水槽の底で大量に枯れて、そこからアンモニアが発生、その後亜硝酸になっても水流が行きわたらないため、水槽の底にたまっていたが、水草を抜いたことによってその隙間から毒素が広がったという推測です。

あるいは、そもそも酸素が水草の根本の方に十分に行きわたっていなかったために、アンモニアの分解に大量の酸素を必要するアンモニア酸化バクテリアの活動が低下し、結果アンモニア濃度が上昇してしまったのかもしれません。

もう一つの原因は、大きな、表面積の広い流木を撤去したのですが、ここについていたであろう有機物分解菌やアンモニアや亜硝酸を分解する硝化バクテリアを連れ去ってしまったことで分解が停滞してしまったと考えています。特に硝化バクテリアは漂うように生活する浮遊性のものであり、濾材などには定着しにくいようで、有機物分解菌が増殖する際に作るヌルヌルですね、いわゆるバイオフィルム(生物膜)に定着する、ということです(有機物分解菌=有機物を分解する菌。納豆菌、乳酸菌、大腸菌、カビ、酵母など)。流木にはそういったバクテリアの定着できる部分が多くあったのではと考えています。

また、日ごろの水槽管理の失敗としては、水替えの際にですね、稚エビを吸い込みたくなかったので、水面から水をすくうことで古い水を捨てていました。これにより水槽の底の部分の水を放置してしまったので毒素が溜まってしまったのではないかと考えています。

さらには、60㎝スリム水槽なんですけども、外掛けフィルターの濾過能力ではたりない状況であり、物理濾過が十分でなかったため、有機物がありすぎてそれが沢山のアンモニアを発生させていたのかもしれません。

おまけに大量の浮草を一度に撤去してしまったことも、養分としてアンモニアや亜硝酸、硝酸を取り込まれなくさせてしまった可能性もあるかと思っています。

ポツポツストップ対策
ここで、問題を解決するためにとった対策を紹介します。

バクテリアブロックDCM brand… GEXではベストバイオブロックダブル キューブとして売っていますがビッグバイオという会社が作っているようです。休眠させた納豆菌同属と硝化菌をいれているということで本当にそうであれば今回の問題にドンピシャリといったアイテムでしたが、リサーチ前に直観で買って入れました。これを入れてからポツポツが3日に1匹になりました。理屈としてはこのバクテリアブロックなるものからでたバクテリアが増殖して生物分解を活性化したと思っています。このバクテリアブロックは、池や水路などにも使用されているようですので、変な商品ではなさそうです。

バクテリア繁殖ろ材 パワーアップB…ろ過能力を補うフィルター用ろ過材。外掛式フィルターのろ過槽に入れて、ろ過バクテリアを大量に繁殖させます。バクテリアブロックからでたバクテリアがここに定着したのではと考えています。外掛けフィルターの内部に追加の濾材として入れるつもりだったのですが、大きすぎてはいらなかったので水草を抜いた部分に水が通りそうでしたのでそこに置きました。

バイコム バフィー リバース
バクテリアを吸着、裏面にはイオン吸着力って書いてありますから、これも物理的な構造によって吸着効果でバクテリアを活動させたり、イオン交換によってアンモニウムイオンなんかを吸着するんでしょうね。

流木を戻しました。流木にはたっぷりウィローモスがついています。エビが大好きなウィローモスですからやはり戻した方がいいと。やはり、バクテリアの住処としてもかなり大きな役割を果たしていると思います。

浮草たっぷり戻しました。浮草はソイルから出なくて水からダイレクトに亜硝酸を含む養分を吸収しますからね。必要かと。
水替えは、水槽の底から、このプロホースをつかってやるようにしました。これが一番必要だった対策だと思っています。

これで2週間ほどポツポツ死は止まっています。

水槽をセットアップして3カ月後くらいに、ソイルの吸着能力がキャパシティーオーバーになり、有害物質を吸着しなくなって、結果エビのポツポツ死が始まる、いわゆるソイルブレイクという言葉があるようですが、このソイルが吸着するのは物理的な汚れと、イオン交換によるアンモニウムイオンであり、アンモニアや亜硝酸を直接吸着させるものではないという見解もありました。結局、それによってポツポツ死が始まる根拠がよくわからなかったこともありますが、すでに紹介した原因と対応で十分なような気がしますので、今回はこれについては掘り探ることはできませんでした。エビのポツポツ死にソイルは多岐にわたって関係していると思いますが、その原因をソイルの吸着能力の限界だけのせいにするのは結論として少々簡単すぎるかとも思いました。

含まれる量にもよると思いますが、PH値の低い弱酸性の環境であると、アンモニアの毒性は発揮されないということですが、同時に硝化バクテリアの活動も鈍るということです。難しいですけどこの関係の中で水槽内の水質をベストに保つということが必要であり、それがエビ飼育の難しいところなのかもしれません。結局のところ、エビ水槽では毒素が溜まらないように適切に水をかえることが必要だと考えます。

なぜ複数でなく、一匹づつ死ぬのかは、いまだ謎ですが、弱いものから死んでいくという話があります。それはそうなんでしょうけど、しかし、なんで二匹じゃなくて、毎回一匹だったんでしょうね。順番に死んでいくみたいでやですけどね。

#チェリーシュリンプ
#アクアリウム
#エビ水槽

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