EarthQuaker Session : Mass of the Fermenting Dregs "SHE IS INSIDE, HE IS OUTSIDE" "ベアーズ”

沢山いる海外のファンもきっと喜ぶでしょうMass of the Fermenting DregsがEQD Sessionに登場です！

撮影当日は都内各所で渋滞が起きるほどの凄まじい量の雨の中、押しに押されたスケジューで行われたこのセッション。しかしそこは日本国内含め海外でのツアーやレコーディングを行うバンドならではのタイトさ！この二曲ほぼ数テイクで撮り終えました。バンドの持っているエナジーを上手く捉えられたと思います。

ギターの小倉さんのEQDペダルはDispatch Master、Hoof Reaper、Plumes、そしてSpatial Delivery。彼の７０年代仕様ラージヘッドのストラトのミドルピックアップとPlumesから出る耳に全く痛くないザクザク感が曲を引っ張り、Hoof Reaperはカオティックにいくパートで厚みを演出します。そして特に気になったのが、彼がSpatial Deliveryのサンプル＆ホールドを選択している所です。所々で耳を引っ張れる様な感じでエフェクト音が飛び出して来ます。このセンスの良い使い方は最高です。

ベースの宮本さんはAcapluco Goldを使用し、セッションのドライブ感をさらに上に押し上げます。Acapulco Goldとジャズベースのコンビネーションから生まれる音のテクスチャーにも注目してください。スポンジーながらもゴリゴリとリズムを押し出せるエフェクターです。

最後にエフェクターとは関係ないですが、このセッション１番のハードワークを披露した吉野さん！ロックなミックスによく馴染むZildjianのAシリーズを持ち込んでましたが、シンバルをあれだけ叩いたらそりゃ最後にあの絵が取れる訳です（笑）！

Studio: Tuppence House I’s Studio Tokyo, Japan
Video: Chris Tran, David Whited, 田中啓太
Audio: Jeff France
Assistant engineers: 野口俊和, Taka Tozawa
機材協力：Zildjian

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