クライミング基礎技術 ⑤｜懸垂下降途中からの登り返し技術

懸垂下降途中からの登り返し技術は、懸垂下降を一番最初に開始する方は必ず身に付けていなくてはならない技術です。
懸垂下降支点からロープを下ろしても、ロープの末端が本当に地面に届いているのか確認ができません。もし届いていなくて、しかも登り返し技術を身につけていなければ、宙吊りのまま事故脱出ができなくなります。
長時間の宙吊り状態でいると下腿に血中毒素が鬱積し、後に生きたまま救助されても、血中毒素が一気に体内に回ることでショック死を起こすケースもあります。宙吊り状態のまま長く放置するのはリスクです。
もし懸垂下降途中からの登り返し技術を誰一人として身に付けていないパーティーは、懸垂下降を行うべきでは無いでしょう。
しっかりと学習し、技術を身につけておきましょう！


Kuri Adventures では懸垂下降技術講習で、バックアップシステムを設けた安全な懸垂下降技術、懸垂支点設置技術とロープの接合法、懸垂下降途中からの登り返し技術、登り返し途中からの再度懸垂下降再開までのシステムの一連の流れをお伝えしております。
一日かけてしっかりと学びましょう。

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また平日の夜に学べる登山のワークショップもご用意しています。
こちらでも２コマに分けて学習して頂くことができます。
より効率良く学習したい方はこちらも併せてご検討下さい。

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