勝本正實『人はなぜ教会を去るのか』第5章「日本人はキリスト教と合わないのか」①

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1. 日本の伝統宗教とキリスト教の違い(教義面で)
A) 日本の伝統宗教は多神・多仏 キリスト教は唯一神
① 神と仏は一つである。共存・共栄・補完
② 伝統宗教は、キリスト教を許容できるが、キリスト教は不可。
③ キリスト者の中には、「二刀流」の者もいる。(文化内開花)
④ 日本的なものが息づいている。(物価伝統ですまされるのか?)
➨日本人であるここと、キリスト者であること(内村鑑三2つのJ)
B) 神仏が形を持つか 霊的存在か
① 現世と来世がつながっている。(お墓、仏壇)
② 仏像も元々は修行をする上での補助的手段➨特別な存在へ
③ 目に見えない霊的な神を信仰することの難しさ(偶像化)
C) 規律が厳しいか 緩やかか
① 神道や仏教では、信徒に厳しい生活規範や道徳規範を求めない。
② キリスト教ではそれが厳しいため、信仰生活と日常生活の二重生活
➨「クリスチャンは、偽善者だ」
③ 信仰生活と日常生活の一致に向けて(同調圧力にまけないで)
D) 伝統宗教は生活を大きく変えないが
① 伝統宗教は、信徒の生活に関して制限したり、義務的なことを要求したりすることはない。
② クリスチャンは、日曜日の礼拝厳守、献金、奉仕といったことが求められる。(ライフスタイルの変化が求められる)
E) キリスト教は伝統宗教に無知だった
① それぞれの文化価値をどう評価するか
② キリスト教が上で、それ以外は下という上から目線でいいのか?
③ 日本の文化は、仏教や神道と深くつながっている。

2. 宗教本来の役割とは何か
A) 人間の側から考える宗教の役割
① 人間が宗教に期待すること=自分や家族など大切な人達の幸せ
② 困難や不幸が起きた時の助け(ご利益)
B) 神仏の側からの宗教の役割
① 神道(森の宗教)
・神々と人間を上下の関係としてよりも、つながりの関係として捉
 える。
・人間の暮らしは神々の活動と直結し、神々の意志と行動が人間世
 界の幸不幸を左右する。
・人間と自然と神々の融和・協調を示すもの
・人間を特別な存在として扱わず、自然や多くの霊的存在と共に、
 共生する存在としてみなしている。
② 仏教(山の宗教)
・人間主体の教え
・山に在るということは、世間つまりこの世の中とは一線を画する。
・世の中を否定的・消極的に捉える。
・世の中や自分に固執するので苦しみや悩みが生じる。
・執着を捨てることを強調/実際は失ってみて初めて分かる
③ キリスト教
・神が中心の宗教
・身勝手な罪を悔い改め、神に謝罪し、神からの赦しをいただくた
 めの方法
・自分の努力では、神の赦しをいただくことはできない。
・キリストによって与えられる神の赦しを信じる信仰
・信仰への扉は、自分への執着から離れた時に開く
C) 宗教の役割と社会
① 人間を変えること、あるべき状態にすること➨結果的に社会変革
② 社会変革や制度改革ではなく、人間そのものの救済と変革
③ しかし、人間は宗教を自分たちに都合の良い社会とするために、人間を支配する道具として利用する。
④ その結果、宗教が堕落し、戦争の道具、人々を苦しめるものとなり、人々から警戒され、失望されることに。

3. 宗教が今やるべき働きは何か
A) 各宗教は何を語るべきか
① 神道
② 仏教
③ キリスト教
B) 教会は地域に目を向ける
C) 教会は信徒の生活をフォローアップする
D) 日本の文化や宗教にも目を向ける

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