兵法タイ捨流 島津家別邸「名勝 仙巌園」2020年9月20日

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2020年、鹿児島城の御楼門が147年の時を超えて復元されました。この鹿児島城を江戸時代はじめに築いたのが18代島津家久(忠恒)です。ちょうど鹿児島城を築き始めた慶長9年(1604)、家久は2つの流派の御前試合を行います。それがタイ捨流と示現流でした。

肥後国相良家の家臣・丸目長恵(蔵人)は、13代将軍足利義輝の御前で演武した人物ですが、その長恵によって創始された剣術・タイ捨流は、九州各地に広まりました。

その剣術を学んだ島津家の家臣・東郷重位が京で学んだ天真正自顕流や独自の工夫を重ねて創出させたのが後に薩摩藩の御流儀となる示現流兵法です。以後、示現流は薩摩武士の精神的支柱となり、江戸時代を通じて門外不出の薩摩藩の兵法として代々の薩摩藩主に重用され、400年以上を経た今日まで創流当初そのままの姿で、日本の誇る貴重な武の文化遺産として伝承されています。

今を去る416年前、薩摩藩の剣術師範役の座を巡って対峙した江戸初期屈指の剣術タイ捨流と示現流兵法が薩摩藩主別邸仙巌園御殿前で共演することになりました。400年以上を経た今日でも、日本の誇る貴重な武の文化財として受け継がれてきた二つの剣術のコラボは武道愛好家のみでなく、すべての人に知っていただきたい日本人が伝えてきた精神文化です。

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