石田亜佑美さん モーニング娘。卒業へ「自信が背中を押してくれる」 ふるさと宮城への思いを語る (24/12/03

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人気アイドルグループ「モーニング娘。」でサブリーダーを務める仙台市出身の石田亜佑美さんが今週末でグループを卒業します。東日本大震災のあった2011年に加入してから13年。ふるさと・宮城への思いや卒業コンサートを目前に控えた今の気持ちを聞きました。

人気アイドルグループ「モーニング娘。」2011年、14歳でデビューした仙台市出身の石田亜佑美さんです。2018年からサブリーダーを務め、13年に渡って活動してきました。今月6日のコンサートを最後にグループを卒業します。

石田亜佑美さん
「すでにすごく楽しみな気持ちでいます。ファンの方にも見たい自分を出せる気がするっていう、この13年で培ってきた自信がそうやって背中を押してくれています」

先週月曜日、地元・仙台で卒業前最後の凱旋公演が開かれました。ファンの思いも特別です。

岩手県から
「デビューからのことを思い描きながら、最後を見届けたいなと」
「東北の宝、推しですね」
神奈川県から
「凱旋の姿を見届けに。『あらあらかしこ(石田さんの出演番組)』とかやっているので魅力を伝えてもらえて宮城がすごく好きになっています」

コンサートの最後、会場は石田さんのメンバーカラー、ロイヤルブルーに…。

石田亜佑美さん
「一面に広がる私のメンバーカラーの青いサイリウムを見た時にみんなが味方なんだなっていう『私がここに来たよ!』みたいな、なんかそういう気持ちでしたね」

じつはモーニング娘。の中で、東北の出身は石田さんだけ。オーディションは14歳の時に受けました。自身も被災した東日本大震災の直後でした。

石田亜佑美さん
「加入してから東北唯一のモーニング娘。のメンバーですって言われて、なんかすごく大きいものを背負った気がするって後から実感しました。東北出身の方が、私がモーニング娘。で頑張っている姿を見ることによって勇気をもらったっていう言葉をいただくことも多かったし、3月11日は震災があったことを毎年ブログで多くの方に事実として伝わればいいなと思って発信を続けてきたんですけれど『もしも自分の身近で大きな地震が来た時、自分はそういう行動ができるか考えてみようと思う』って言われたり。すごく宮城、東北を世界中の方が、なにか身近に思ってくれた気がして、それが宮城の東北の力になれたのかなって実感した瞬間でした」

モーニング娘。を卒業してからも芸能活動を続けることにしている石田さん。卒業しても、ふるさと宮城への愛は変わりません。

石田亜佑美さん
「私は宮城県とっても大好きなんですけれど、その大好きな理由の1つに、宮城の皆さん自身が宮城を大事にしているからっていうのがあります。私が宮城県出身だっていうことを、ファンの方がこんなにも喜んでくれるんだ。じゃあ私も宮城が大好きって。モーニング娘。を卒業した石田亜佑美も、しっかりと皆さんにパワーを届けられるよう活動していきますので、どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします」

震災直後からアイドルとして走り続けた道は、これからも続いていきます。

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