1998年 Nibroll アビィニヨン演劇祭OFFに参加

ニブロールアーカイブ。1998年アビニィヨン演劇祭OFFに参加した時、今よりもコンテンポラリーダンス、なに？それ？しかも矢内原の振付は情報量が多く、複雑でかついわゆるダンスからはかけはなれていました。フランスアビニヨン演劇祭OFFで１ケ月毎日公演したことは今でも大きな財産になっております。アビニヨン演劇祭OFFは自主公演のためテアトルザプーリー劇場とレンタル料金を支払い契約し、値段交渉のすえ１ケ月10万円でレンタルし、夜中の12時から公演スタートという、１ケ月公演をおこないました。ぜひ、若いコンテンポラリーダンスのカンパニーの皆さんお金はかかりますがアビィニヨン演劇祭OFFに自主公演としてチャレンジしてみてください。チラシを配り、プレス、自分達でお客さんを呼び込み、寮に宿泊し１ケ月公演する中で舞台に、新しいコンテンポラリーダンスの表現にダンサーやスタッフ達と立ち向かった経験は素晴らしい経験でした。
セゾンとアサヒビール、東京都歴史文化財団から助成、サポートをうけて実現しました。97年に１回しか東京で卒業公演をしかしたことのない私たちを信じてくれてフランスに送りだしてくれた皆さんに感謝いたします。また、多くの人達にアビニヨン演劇祭OFF参加していただきたいです。ここから沢山のことを学びました。ここからONによばれるまでの道のりは5年かかりましたが、今でもOFFのほうが記憶に残っております。
私達はFAXでやりとりしてましたが、今はwebにまとめられてます。
●事務局では、オフに参加したいカンパニーに劇場などの情報提供サイトには劇場のリストがあります。
http://www.avignonleoff.com/lieux-off/

林ん家に行こう！は1999年にエノモトアート賞受賞