48年前の今日発売。筒美京平がこれ以上書けないと言った力作。太田裕美「赤いハイヒール」制作過程のバージョンとシングル盤の聴き比べ〜アナログレコード再生シリーズ

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太田裕美「赤いハイヒール」
作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:萩田光雄
①00:04 制作過程バージョン(別バージョン)
②04:13 シングルバージョン

「赤いハイヒール」は1976年6月1日に発売された5枚目のシングル。
「木綿のハンカチーフ」の大ヒットロングセラーを受けて、5ヶ月強のインタバルを置いて発売された。

制作過程バージョンは1999年に発売されたCDボックス『太田裕美の軌跡』に収録された「別バージョン」
と題された音源。制作過程としたのは、カラオケおよび歌が仮のようなクオリティである点とアレンジが違う
点と歌詞が一部違うので、最終には遠いものとして名付けている。アレンジの大枠は最終版と同じであるが、
3コーラスに入る前の間奏のメロディーが違い、3コーラスのサビ部分で入っているブラスセクションによる
別メロディーがないことが大きく違う。歌詞は3コーラス目のAメロ部分の「死ぬまで踊るあぁ赤い靴」が「赤い
靴履き死ぬまで踊る」となっている点が大きく違う。初期段階では序章部分の「ねぇ友達なら聞いてくださる?」
も違っていたが、そこは最終版と同じである。
これ以上は無理と言わせた筒美京平の力作だが、松本隆の詞もかなり推敲されたようで、さらに萩田光雄の
アレンジが一番大変だったと思われる。産みの苦しみというところだが、その甲斐あって完璧な作品となり、
「木綿のハンカチーフ」に続く曲として、申し分のない大ヒットを記録したが、その産みの過程をみられる本作品
は非常に貴重なもの。

最終的に発売されたシングル盤(シングルバージョンという言い方は便宜上使用しており、この曲はシングルもアルバムも音源は同じ)は、
序章+3コーラス半という構成の珍しい作品。Aメロが女性詞とマイナーコード、Bメロが男性詞とメジャー
コードと分かれている。1コーラスおよび2コーラス目が終わる際にメジャーコードから「オオ〜」でマイナー
コードに戻る仕掛けがあり、3コーラス目からハーフに入る時はそれがなく、メジャーコードのまま盛り上がって
終わるという職人技が聴くことができる。
3コーラス目後半とハーフ部分で聴かれるのが、歌メロディーのバックで別メロディーを奏でるブラスセクション。
別バージョンにはなく、最終的に加わった部分。ふるさとに戻って二人で幸せになろうと盛り上がる部分に非常
に効果的に差し込まれる。オブリガートでもなく、歌を邪魔することもなく、完全に成り立っているというこれもまた
職人技と言える。

オリコン2位、約50万枚の売上を記録する大ヒットとなった。

#太田裕美
#赤いハイヒール
#萩田光雄

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