【国指定伝統的工芸品】武家文化を彩った肥後象がん【肥後の金工】

Описание к видео 【国指定伝統的工芸品】武家文化を彩った肥後象がん【肥後の金工】

熊本県玉名郡和水町にある江田船山古墳(前方後円墳)の出土品に、銀象がんを施した刀剣が見られます。異なる物質を組み込む「象がん工芸」の技術は、シリアのダマスカス地方からシルクロードを経て中国に入り、日本には、仏教伝来と同じころに伝わったとされます。
 象がん技法は、京都(京象嵌)を中心に発展、その文化は金沢(加賀象嵌)、熊本(肥後象がん)と広がり、江戸後期には江戸や大坂でも行われました。
 肥後象がんの始まりには、諸説ありますが、加藤清正の肥後入国(1588年)に際し、同行した鉄砲鍛冶職人、林清兵衛親子に始まると言われます。加藤家改易後、細川藩(1632年~)になると清兵衛の子、又七が鉄砲の銃身や刀の鍔に「尾張透かしと布目切り」で唐草、渦巻などの伝統的文様を施しました。林又七が肥後象がんの祖と言われる所以です。以来、肥後象がんは、細川忠興、忠利らの歴代藩主の手厚い庇護を受けて隆盛を極め、全国に「肥後の金工」の名を馳せます。
 高度な技術を要する肥後象がんは、明治期の廃刀令(1876年)によって、次第に衰退、一時は象がん師の存続さえ危ぶまれましたが、大戦後の荒廃時期にもその技術は受け継がれ、国の無形文化財(人間国宝)、県の無形文化財保持者を誕生させました。その伝統技術は、今も十数人の象がん師たちによって伝承されています。

◎動画内の訂正
誤:米満太平
正:米光太平

00:00 オープニング
01:23 下絵書き
01:40 下絵写し
02:50 布目切り
04:03 金板載せ
04:15 打ち込み
06:30 叩き絞め
06:53 布目消し
07:38 毛彫り
08:36 型抜き
09:26 錆出し
10:26 錆止め

『制作協力』
熊本市・熊本城管理事務所
肥後古流(白水会)
葦北鉄砲隊
株式会社 美術刀剣米野
熊本市くまもと工芸会館

『語り』
葉山靖代

『MA』
株式会社放送技研

『製作・著作』
有限会社 P.D.AUTHORS


☆☆☆ 熊本市くまもと工芸会館では肥後象がんの実演・体験が可能です ☆☆☆

肥後象がん実演・体験 https://kumamoto-kougei.jp/craft_making/
「坂元光香」毎月第1・第3木曜日
「稲田憲太郎」毎月第1・第3土曜日
「麻生翼」不定期
※体験は予約が必要な場合がございます。事前にお電話(096-358-5711)にてご確認ください。

工芸品づくりが毎日体験できる素敵な施設「熊本市くまもと工芸会館」紹介動画
   • 【熊本市】工芸品づくりが毎日体験できる素敵な施設「くまもと工芸会館」【伝統工芸】  


◆◇◆ 展示会「武家文化を彩った肥後象がん」 ◇◆◇
https://kumamoto-kougei.jp/monthly_ev...
日時:令和5年7月21日(金) ~ 30日(日)
   午前10時 ~ 午後5時(24日は休館、最終日は午後3時まで)
主催:熊本市くまもと工芸会館
会場:熊本市くまもと工芸会館
入場料:無料

内容
 熊本を代表する国指定の伝統工芸品肥後象がん。その歴史は古く、今から400年前の江戸初期に鉄砲鍛冶職人が鉄砲の銃身や刀の鐔に象がんを施したことに始まると言われます。
 今回の展示会では、伝統の肥後象がんづくりに取り組む職人たちの作品をはじめ、江戸期に製作された肥後象がんの鉄砲、鐔などを一堂に集め展示・販売します。期間中は、河口知明氏(肥後鐔)や坂元光香氏(ブローチ)の肥後象がんづくりをVTRで紹介し、会場内では肥後象がんづくりの実演を行います。400年の伝統を今に受け継ぐ職人の技を見て頂けたら幸いです。

1:出展(品)者
〇河口知明
〇大住裕司
〇坊田透
〇稲田憲太郎
〇坂元光香
〇麻生翼
〇松永淳子
〇(故)東清次
〇(故)関維一

〇株式会社米野美術刀剣

2:肥後象がんづくりの実演スケジュール
7/21(金)稲田憲太郎
7/23(日)稲田憲太郎
7/25(火)麻生翼
7/26(水)大住裕司
7/27(木)坂元光香
7/28(金)麻生翼
7/30(日)松永淳子


施設名:熊本市くまもと工芸会館
kumamoto city handicrafts promotion center

住所:〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻1-3-58

電話:096-358-5711

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日が休館日)

WEB:https://kumamoto-kougei.jp
Twitter:  / kumamoto_kougei  

#国指定伝統的工芸品 #肥後象がん #熊本市くまもと工芸会館

Комментарии

Информация по комментариям в разработке