「DINK'S BLUES」(F BLUES)- Grant Green【Jazz Guitar Transcription TAB】【PDF Free Download】

収録アルバム「THE HONEYDRIPPER」(Recorded July 14 1961) JACK McDUFF

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KEY Fのジャズブルースです。

この曲のコード進行について、
９小節目から、通常は、Ⅱm7‐Ⅴ7【Gm7-C7】と行くところを毎回、Ⅱ7-Ⅴ7【G7-C7】と
Ⅱm7【Gm7】の代わりに、Ⅱ7【G7】をオルガンのJACK McDUFFが弾いています。

Grant Greenの演奏も、その箇所は、コード進行を感じさせる「Ⅱm7‐Ⅴ7-Ⅰ」的なビバップフレーズには行かずに、全てブルースフレーズで着地、解決しています。

この曲自体のコンセプトが、ビバップ的なジャズブルースには行かないで、対照的な「ブルース寄りのジャズブルース」、「より原始的なブルースのサウンド、フィーリングに重点をおいたジャズブルース」という感じがします。

Grant Greenのソロは全４コーラス。
ブルーススケール【マイナーペンタトニック＋♭５】を軸としたブルースフレーズを中心に、弾いてます。
また、たまに出て来る「コード進行を感じさせるフレーズ」もカッコいいです。

シンプルでありながら、ジャズギターの美味しい要素がたくさん詰まっていて、ジャズギター初心者の方にも、おすすめの内容になっています。特にブルースフレーズの弾き方は大いに参考になると思います。

また、同じアルバムに収録されている、同じ「F BLUES」でも、「コード進行を感じさせる、ビバップ的なコンセプトのジャズブルース」である「WHAP!」と聞き比べてもみても面白いかもしれません。（Transcriptionアップ済です。）

「WHAP!」(F BLUES)- Grant Green【Jazz Guitar Transcription TAB】【PDF Free Download】
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あくまで、譜面は参考程度に、音源をよく聴いて、リズムのニュアンスを聴き取りつつ、弾いて下さい。

この採譜、譜面、動画が誰かの役に立っていたら、楽しんで頂けたら、嬉しいです。

また、この投稿をきっかけに、この素敵なアルバムやジャズギターに興味を持ってくれる方が、お1人でも増えたら、とても嬉しいです。