獣害は1億円超 農作物を守るのは『モンスターウルフ』!?効果はいかに 福島県初導入<国見町> (21/03/16

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2019年度、サルやカラスなど鳥獣による農作物への被害は福島県だけで約1億8000万円に。
福島県国見町で50年以上モモを栽培している鈴木正一さんも、イノシシやクマなどの被害に長年悩まされてきた。

農家・鈴木正一さん:「被害が多いのは、8月から10月ころが一番多いですね。モモを収穫する、リンゴを収穫する。その頃の被害が一番大きいです」

町の鳥獣被害対策実施隊の隊長として、畑を荒らす野生動物の捕獲を行っているほか、電気柵やワナを仕掛けるなど対策をとっているが、被害は年々増加。子どもを産むメスのイノシシを捕まえられていないことから、今年も被害が増えるのではと心配している。

農家・鈴木正一さん:「一年間の生活の糧ですからね。それが少なくなるっていうのは本当にがっかりするというか、悔しいですね」

こうした鳥獣被害の”切り札”にと期待されているのが、鋭くとがった牙に真っ赤な目とピンと立った大きな耳、フサフサの毛…胴体にはスピーカー?聞きなれない電子音が聞こえてくる。

【僕は野生動物の被害から守るモンスターウルフと言います。初めて福島県にやって来ました】

体長1.2メートルの「モンスターウルフ」
赤外線センサーで野生動物を感知すると、1キロ先まで響く音とLEDライトで威嚇して農作物を守る。全国では既に70台が導入されているが、福島県にやってくるのは今回が初めて。

鈴木さんも大きな期待を寄せている。
農家・鈴木正一さん:「本当に待ちに待った機械というか、そういう装置だと思います。農地とかに設置すれば、完全に撃退できると思います」

国見町はモンスターウルフを試験的に導入し、数カ月かけて効果を検証することにしている。

*****救世主となるか「モンスターウルフ」
体長120センチ高さ80センチ。赤外線センサーが60度の範囲で約20m離れた動物も感知できる。タイマー内蔵で、時間に合わせて動かすこともできる。
胴体などに取り付けたLEDライトが暗闇でもウルフを目立たせる。
防水対策もされていて、沖縄に設置したモンスターウルフは台風にも耐えたそう。

鳴き声は70種類以上。同じ音だと野生動物も慣れてしまうので、それを防ぐ。音の大きさは90デシベル。これは、犬の鳴き声と同じくらいの大きさ。

価格は設置費込みで55万円。
今後さらに進化する予定で、GPSなどを使って自動走行する究極のウルフを開発中。

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