トライアスロン 横浜 2023 男子エリート　ダイジェスト ワールドトライアスロンシリーズ横浜　World Triathlon Championship Series YOKOHAMA

トライアスロン 横浜 2023
男子エリート　ダイジェスト ワールドトライアスロンシリーズ横浜　
World Triathlon Championship Series YOKOHAMA

みなさんこんにちは！
インナーマッスル専門家、理学療法士として馬車道・桜木町で整体施術とトレーニングを提供している行之内です。

本日、5月13日～14日はワールドトライアスロンチャンピオンズシリーズ横浜が開催されております。
去年も見に行ってこちらに寄稿させていただいたのですが、今年も熱い競技が開催されているとの話で、思わず見に行ってしまいました。
世界各地でトライアスロンが開催されるワールドトライアスロンですが、各大会で獲得したポイントでワールドチャンピオンを決める鉄人レースの最高峰です。横浜では13回目、障碍者のワールドトライアスロンパラシリーズでは世界最多の6回の開催となり、横浜は力を入れてトライアスロンを招致していることが分かりますね！
トライアスロンは大会によって距離が変わるのですが、オリンピック競技（個人）のスタンダードディスタンス（合計51.5km：スイム1.5km・バイク40km・ラン10km）のコースとなり、バイクでは山下公園からカップヌードルミュージアムまでの間を9周していきます！

【動画】
エリート女子
   • 横浜トライアスロン2023 女子エリートダイジェスト ワールドトライアスロ...  
   • 横浜トライアスロン2023女子エリート　選手紹介  
エリート男子
   • トライアスロン 横浜 2023 男子エリート　ダイジェスト ワールドトライ...  

5月13日は残念ながら朝から雨予報・・・・水温は20℃に到達しておらず、かなり身体には悪影響が出そうです。
しかし、選手たちの素晴らしい熱気で大会が盛り上がることは間違いなさそうです。


朝早く、6時50分からパラトライアスロンのスイムから開始です！
パラトライアスロンは、障碍者の動けるレベルによって区分けがなされます。車いすを使用するPTWC（車いす＝Wheel Chair）、麻痺や切断などでの運動機能障害によるPTS（椅子ではない＝Standing）、視覚に障害がある方のPTVI（視覚障害＝Visual Impairment）の三つにグループ分けされていて、軽い障害であればその中でのクラスとして高い数字が割り当てられます（例:PTS１が重い障害⇒PTS５が軽い障害）。

PTWCでは、木村潤平選手がスイムを2位で上がりバイクでトップに立ちそのままゴール。去年はわずか3秒差で2位だった雪辱を晴らし、ワールドシリーズ初優勝だそうです！PTS4男子では東京パラリンピックで銀メダル、去年の本大会で3位だった宇田秀生（36）選手は4位でした。また、視覚障害のPTVI男子では米岡聡（37）選手が3位に入りました！途中で雨が強くなる場面もありながら、必死に走る姿には胸を打たれる思いがありました。

その後10時過ぎにエリート女子、13時にエリート男子が続々とスタートしていきます。
雨が降っている中でのバイクは、あれほど細いタイヤなのだから転んでしまうんじゃないかと非常に不安に感じてはいたのですが、そんなのお構いなし！というような高速でガンガンコーナリングしていきます。集団でカーブに差し掛かったときは、沿道まで水しぶきが来るのではないかと錯覚するくらい肌で感じるような迫力がありました。
お昼ごろになると時折雨が弱まる場面もありましたが、その直後には豪雨が降ってくるなど、参加選手からすれば心身ともに非常に厳しいコンディションの中で、必死に走る姿は感動を呼び起こし、沿道の観客からは非常に大きな声援が送られていました！
結果として女子の日本勢は佐藤優香選手の２９位が最高。
男子は東京五輪代表のニナー賢治選手が日本勢最高の１１位に入りました。11位とはいえ、バイクでもトップ集団に入っており、最後のランでもトップから55秒差でのゴールなので次は勝てそうな気がしますね！

天気はあいにくでしたが今年も躍動する筋肉を見ることができて大満足でした。去年も見ていましたが、やはり女子の佐藤選手の走り方はインナーマッスルがしっかりと使えている印象で、好きなフォームですね。ランニングフォームなどは、当院のYouTubeで解説しているので、もしマラソンなどをしている方がいらっしゃいましたらインナーマッスルの観点からの姿勢・フォーム改造を参考にしていただけたら幸いです。

象の鼻パーク、赤レンガ倉庫では今年も各企業ブースがでており、特に赤レンガ倉庫では自転車でのヘルメット着用を啓蒙する活動をしていたようです。こちらは細かくは見られなかったのですが、自転車は危険なものなので努力義務ではありますが少しずつでもヘルメットの着用が広がるといいなと思っております。

それでは、もし明日お時間がありましたら一般枠のエイジグループを見に行って応援してみてはいかがでしょうか？
私がコンディショニングを行っている当院のお客様が参加しておりますので、応援に行ってきます！

それでは、お読みいただき大変ありがとうございました。レポーターはFluxus Locusの行之内でした！

リポーター: 馬車道の整体院Fluxus　Locus
理学療法士　行之内真人
ご予約070-8351-6230
ホームページ
https://fluxus-locus.link/

身体を整えて腰痛、膝痛、姿勢改善できる動画も配信しています。
身体解説チャンネル
   / @理学療法士のインナーマッスル  

ワールドトライアスロンシリーズ（2023/横浜）結果
2023年5月13日（土）

SHARE

大会名：ワールドトライアスロンシリーズ（2023/横浜）
開催日：2023年5月13日（土）
エリート女子スタート　10:16
エリート男子スタート　13:06
開催地：神奈川県横浜市　山下公園周辺特設会場
距離：スイム1500m（750m×2周）、バイク40.05km（4.45km×9周）、ラン10km（2.5km×4周）
＊スタンダードディスタンス
＊World Triathlon（ワールドトライアスロン）公認
※雨天によるコース変更あり

＜エリート女子上位3名と日本人結果＞
1位：Sophie Coldwell（イギリス）01:53:32
2位：Rosa Maria Tapia Vidal（メキシコ）01:53:49
3位：Taylor Knibb（アメリカ）01:54:02
29位：佐藤優香（トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨）01:56:53
39位：高橋侑子（相互物産/東京）01:58:37
47位：福岡啓（オクタケグループ/福井）02:01:21
52位：池野みのり（SAGA SPORTS PYRAMID/佐賀）02:07:52
DNF：中山彩理香（アクサスホールディングス/東京）
LAP：井出樹里（鹿児島県トライアスロン協会）
＊結果詳細（全60名）
https://triathlon.org/results/result/...
＊水温19.7度、気温18.7度

＜エリート男子上位3名と日本人結果＞
1位：Hayden Wilde（ニュージーランド）01:42:13
2位：Matthew Hauser（オーストラリア）01:42:17
3位：Vasco Vilaca（ポルトガル） 01:42:18
11位：ニナー賢治（NTT東日本・NTT西日本/山梨）01:43:08
19位：北條巧（NTT東日本・NTT西日本/東京）01:43:36
24位：小田倉真（三井住友海上/東京）01:44:01
28位：古谷純平（三井住友海上/東京）01:44:33
30位：佐藤錬（玉昌会/鹿児島）01:45:20
40位：安松青葉（アクサスホールディングス/東京）01:47:11


ワールドトライアスロンシリーズとは

「ワールドトライアスロンシリーズ（WTCS）」は、世界を転戦しながらポイントを獲得し、年間のチャンピオンを決定するシリーズ戦で、オリンピックに繋がる世界最高峰の大会です。
横浜では、2009年の横浜開港150周年記念事業を機に世界シリーズ設置初年度から開催し、2023年は13度目の開催となります。パラトライアスロン競技は、2011年から横浜で実施され、リオ2016パラリンピックから正式競技となりました。2017年から世界シリーズ化され、横浜は2023年で世界最多６度目の開催となります。（ワールドトライアスロンパラシリーズ：WTPS）
また、ワールドトライアスロンシリーズに併設されたエイジ大会は、「エイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ」として、16歳から80歳まで、約1,700名の幅広い年齢層の参加者がトップレベルの熱い熱戦を繰り広げます。


#横浜関内&みなとみらい
#横浜トライアスロン
#トライアスロン
#TriathlonYOKOHAMA