第1回「水源涵養を育む環境改善ワークショップ」開催レポート

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生物多様性の坂田昌子さんに学ぼう!!
「水源涵養を育む環境改善ワークショップ」開催レポート
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2024年6月26日(水)27日(木)28日(金)と、第一回目となる3日間の環境改善ワークショップを開催しました。1日30名、3日間で90名を超える参加者を迎え、その第一歩をスタートさせることが出来ました。平日開催、悪天候にも関わらず、たくさんの参加者に恵まれ、イベントは大成功を収めました。

今回のワークショップでは、30mほどのしがらが組み上がりました。
木杭と枝、落ち葉といった自然物だけで作るしがらは、まるでビーバーダムのような構造で、水がゆっくりと浸透する機能に加え、苔や萌芽を促し、微生物や昆虫のベッドような役割も果たし、生態系の改善をも含みます。一見、脆弱に感じる素材ですが、微生物が葉っぱを1枚分解するには約3年掛かると言われており、何年か毎に、落ち葉を詰め込んでやれば、その機能を維持でき、メンテナンスも容易なんです。

枝や枯れ葉など自然物を使って作るしがらは、検索しても明確な「マニュアル」は見つかりません。あーでもない、こーでもないと「手」を動かしながら、大地に膝をつきながら、頭でなく、五感で作っていくもの。この感覚は、しがら組をやった事がある人しか分かりません。

参加者の皆さん、どうやらしがら組みにハマってしまったようで、終了時間が来ても手を止めず、もくもくと作業を進めます。

「しがらジャンキー♪」という言葉が飛び交いました。

普段では、経験出来ない貴重な時間となりました。


もう一つチャレンジしたのが水脈改善です。
敷地内にコンクリート排水溝があって、自然の水の流れを遮断し、行き場を失った水脈は、コンクリートを避けるようにその下を流れています。水と空気が遮断された付近はグライ化を起こし、目詰まりします。

まずはコンクリートU字溝を撤去し、代わりに藁や天然石を使った小さな「せせらぎ作り」を行いました。排水という考え方ではなく、水や空気が地中に染み込んだり、地上に出てきたりと、本来の水の流れを取り戻すための有機環境土木です。6月のワークショップでは、約3トンの石材を使って25mほどのせせらぎを作りました。

悪天候の中、皆さん、ずぶ濡れになりながらも、声を掛け合い、資材や重い石をリレーで運びました。こちらの石積みも自然物が相手なので、明確な答えがありません。一つひとつの石の違いを観察しながら、五感をフルに使って組んでいきます。

やっぱり、人の力は凄いなぁ。
さっきまでコンクリート排水溝だったのに、あっという間に、石畳のような美しいせせらぎが出来上がっていきました。施工中は泥水のように濁った水でしたが、ワークショップが終了するころには、綺麗な水に変わり、新しい空気の流れを感じる場所へと変貌していました。

WSレポートブログ
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本動画の制作において
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