【セイカダイヤエンジン×マルハニチロAQUA】養殖場での脱炭素化　省人・省力化に向けた実証試験開始【電気推進船＆自律航行システム】

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養殖場の脱炭素化に向けて、セイカダイヤエンジン開発の電気推進船（EV船）「EV-ZERO」をマルハニチロAQUA桜島事業所に導入。養殖場の巡回や視察等に運航する船舶を従来のディーゼル船ではなく、電気で100%の動力源を確保し推進するEV-ZEROを利活用し、CO₂排出量の削減に協働で取り組みます。
合わせて、自律航行システム「AI CAPTAIN」を本EV船に装備し、水産事業者が直面する安全性に関する課題の解決、将来更なる深刻化が予想される船員不足と言った問題解決に向け取り組んでいるところです。
今後もSDEでは、マルハニチロAQUA社と緊密に連携し、養殖場におけるEV船運用に関する課題等を洗い出し、脱炭素、省人･省力化に寄与すべく更なる利活用に向けて、継続的な開発に取り組んで参ります。

【EV船 『EV-ZERO』 概要】
　・船体サイズ：全長 7.7 m × 全幅 2.6 m × 全深 1.18 m (総トン数3.6 t)
　・モーター出力：48 kW (船内機)
　・リチウム電池容量：36 kW リン酸鉄リチウムイオン電池
　・定員：8名

【エイトノット『AI CAPTAIN (エーアイキャプテン)』概要】
AIが自動で最適なルートを設定し、目的地まで安全に自律航行するシステムで、障害物センサー(カメラ、3D-LiDAR）とアンテナ類（位置情報・他船情報）を用いて他船や流木などの障害物を３次元で検出し、制御ユニットが対象に応じて適切に回避・避航操船を行う。

セイカダイヤエンジンHP：https://www.daiyaeng.co.jp/

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