「試合前は緊張したっていい」元日本代表選手が息子に語った言葉 小学生ラグビー名門チームが挑む全国大会

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小学生ラグビーの日本一を決める全国大会に九州代表として出場する名門チームがあります。福岡の「かしいヤングラガーズ」 選手だけでなくコーチや親も熱くなる、創部39年目の名門チームがめざす小学生ラグビーとは。


◆大人顔負けのプレー 強みはタックル
激しいタックル。パワーとスピードを兼ね備えた強力なフォワード。伝統の「展開ラグビー」を受け継ぐバックス。大人顔負けのプレーを繰り広げるのは、創部39年目、名門・かしいヤングラガーズの選手たちです。これまでに福井翔太選手ら多数の日本代表も輩出してきました。現在、未就学児から中学生まで約200人が所属し、このうち半分以上の120人が小学生です。

今年の小学生チームの強みは、強烈なタックル。自身も「かしいヤングラガーズ」のOBで、ヘッドコーチを務める林恵造さん(45)は、チームのために体を張ったタックルでディフェンスができない選手は「試合には出場させない」と明言するほど、タックルを重視しています。

コーチ 林恵造さん(45)
「走ってくるプレイヤーに自分から走ってぶつかることって、ラグビー以外のスポーツではなかなかないと思うんですけど、そこを自分から行ける、という強い気持ちを持てるように3年前からタックルの練習をずっとやってきました。それが今年形になってきています」


◆試合を見守る親たちは
試合では、グラウンドの傍に応援する保護者たちの姿もあります。けがを恐れず勇敢にタックルする子供たちをどのような気持ちで見ているのでしょうか。

選手の父親
「ラグビーって人のためにどんどん突っ込んでいくじゃないですか、だから性格が良くなっていってる、ということはありますね。『全国大会に連れて行ってくれてありがとう』という気持ちです」

記者
「見ていて、ケガなど怖くないですか?」

選手の母親
「試合の時には、もう『倒せ!』って思っています。『タックルいけ!倒せ!行け!ガンガン行け』って思っています。体が大きくなるようにたくさん食べてもらえるように、いっぱい食事を作っています。お米がすぐなくなります」

少しでも体を大きくするため、練習後の夕食はタンパク質たっぷりのおかずに大量のごはん。チームで活躍するためには家族のサポートも欠かせません。


◆ヒーローズカップ決勝大会で「圧勝したい」
かしいヤングラガーズは、磨き抜かれたタックルと持ち味の展開ラグビーで、去年11月の九州大会を制しました。1月27日と28日に神奈川県横浜市で行われる、小学生ラグビー唯一の全国大会、「ヒーローズカップ決勝大会」に挑みます。

かしいヤングラガーズ キャプテン 淵上輝己さん(12)
「タフな試合になると思いますが、皆を盛り上げて圧倒して勝ちたいです」


◆キャプテンの父は元日本代表選手
かしいヤングラガーズの選手たちをまとめるキャプテンの淵上輝己さん(12)。自宅を訪れると、玄関にラグビー日本代表のユニホームが飾られていました。実は、淵上さんの父親は、元ラグビー日本代表でスタンドオフを務めた淵上宗志さん(46)です。

自宅では、息子の試合映像をみながら分析し、アドバイスしています。

輝己さんの父 淵上宗志さん
「これをやっちゃうと外が余ってしまう、相手が数的優位になる。・・・・・・」


◆父が先輩として、息子に語った言葉
輝己さん(12)は3歳でラグビーを始ました。父・宗志さんの指導も受けながら、親子二人三脚で全国大会に挑みます。指導時に宗志さんが語りかけるのは、父親としてではなくラグビー選手の先輩としての言葉です。

淵上宗志さん(46)
「緊張する時っていうのは、戦う準備やけんな。心が『戦うよ』という気持ちになって緊張する。緊張しないと戦えない。普通のこと。『緊張してきた』って口に出していい。お前がそうやって言う方が周りも安心するよ」 

父の言葉にうなずく息子の輝己さん。一流選手としての経験が裏打ちするアドバイスを受け、必勝への思いを強くしています。

キャプテン 淵上輝己さん(12)
「九州代表として優勝してきます。優勝の確率は100%です」


◆「日本一になれると思う」コーチの自信
ヘッドコーチの林恵造さんも全国制覇に向けて、自信をのぞかせました。

かしいヤングラガーズ ヘッドコーチ 林恵造さん(45)
「おそらく。日本一になれると思います」

子供たちの努力はもちろん、コーチ陣の熱心な指導に、保護者の手厚いサポートの結果獲得した全国大会への切符。九州代表としての誇りとサポートしてくれる人たちへの感謝を胸に、子供たちはどんなプレーをみせてくれるでしょうか。選手たちの力強い声がグラウンドに響きました。

「ヒーローズカップ、優勝するぞー!おー!」

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