【朗読】野望と先見の社長学|第一章 社長の最大の役割《佐藤誠一》

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○静岡に本拠を置くスター精密が、下請け創業時から
 今日の超高収益・高収入企業になるまでの実録。
 故一倉定先生も学んだ佐藤誠一師の経営原則。

Japanese presidential studies of ambition and foresight

▶〈新装版〉野望と先見の社長学
  https://www.jmca.jp/prod/11422

▶「佐藤式・先読み経営」
 https://www.jmca.jp/prod/2029

▶大好評!「佐藤塾」
 https://www.jmca.jp/semi/S241305

 本動画内に出てくる「佐藤塾」とは、社長の野望を実現するための
「実行の裏づけ(緻密な数値的根拠)」=「佐藤式・長期経営計画」を作成する塾です。自社の経営を、より強くする「5年間の長期計画」(損益計算書・PL)(貸借対照表・BS)(資金運用計画)を実際につくり上げます。
 様々な事態・経済変動を想定することで、経営計画は幹部に浸透し、先見力が鍛えられると定評です。

▶佐藤誠一 (さとうせいいち)/スター精密(株) 創業者


 「社長の仕事は事業の将来を的確に読むこと」と断じ、常に10年先まで繁栄できる独自の長期計画を創案。社長の夢や野望を確実に実現させる計画化ノウハウは、40数年に及ぶ経営体験に裏づけられ、他に類を見ない実践的なものである。
 1947年、スター精密 初代社長より経営のすべてを任され、弱冠20歳で創業、自ら企図した長期計画を信じ、執念をもって実行しつづけ、東証一部上場企業を築き上げる。
 社長業の激務の傍ら、若手経営者60余人からなる「佐藤塾」を主宰、製造・流通・サービス・建設・印刷業……さまざまな業種業態の企業に、その長期計画ノウハウを直接指導、株式上場を果たす会社や高収益会社をつぎつぎに輩出。その経営手腕と魅力的な人柄に、多くの経営者が氏を信奉、私淑していたが、1997年急逝。1927年東京都生まれ。

【本書の目次】
00:00:09 はじめに

00:07:19 第1章 社長の最大の役割
00:08:55 1.経営者の誇りと恥/社長は誇り高い存在でなければならない
00:13:32  /会社の利益より高い車に乗って
00:16:12  /何が社長の役割か

00:20:15 2.一地方小売店の社長の野望/単車に乗り換えて業績急伸
00:25:16  /E建設の業種転換
00:29:56  /自社ブランド開発で飛躍した食品問屋Y社
00:33:38  /家電量販店P社の野望
00:36:29  /Jスポーツ社長の夢と現実
00:42:58  /「借金を返すだけ」の事業

00:47:57 3.零細企業の10年計画/総勢6人、12坪の工場で創業
00:52:52  /自分の機械は自分で作れ
00:55:38  /下請けからの脱皮
01:02:45  /中小企業の世界進出
01:05:33  /社長は「会社の方向づけ」をする人である
01:11:06  /業種転換しないとつぶれる
01:15:06  /同じものを倍に売れる世界がある
01:21:34  /零細企業の10年計画
01:27:33  /社長は長期のソロバンで考える

01:32:32  4.社長の仕事と専務の仕事/立派な社長と立派な専務
01:37:35  /午前は社長の仕事、午後は専務の仕事を兼務

ーーー▲△本動画はここまで△▲ーーー

第2章 経営の本質
1.社長業は楽しく簡単でなければならない
2.事業経営の本質は何か
3.付加価値経営のすすめ

第3章 未来を計画するためにわが社の実態をつかむ
1.社長としてわが社の体質を把握する
2.高収益体質を築く視点
3.不測の事態にも絶対につぶれない体質
4.モデル会社D精機のケーススタディ

第4章 5年先までの経営ビジョンを設定する
1・5年後、10年後にどういう会社にしたいか
2.付加価値配分目標計画
3.《ケーススタディ1》D精機の付加価値配分目標計画
4.《ケーススタディ2》Jスポーツの付加価値配分目標計画

第5章 5年先までの利益計画の立て方
1.長期利益計画を立てる
2.《ケーススタディ1》D精機の運営基本計画
3・《ケーススタディ2》Jスポーツの運営基本計画
4.運営基本計画の実証作業と手順

第6章 長期人件費計画の立て方
1.社員の幸福と人件費計画
2.経営コストと人件費計画
3.定期昇給とベースアップ
4.人件費計画の実証作業

第7章 長期設備計画の立て方
1.設備投資の定石と設備効率のチェック法
2.D精機の「固定資産投資及び償却計画」を実証する
3.Jスポーツの「固定資産投資及び償却計画」を実証する

第8章 必要資金をチェックする
1.社長としての運転資金計画の立て方
2.運営基本計画を修正する
3.資金運用計画でお金の流れをチェックする
4.財務計画にまとめる

第9章 長期経営計画を実践する
1.全社推進態勢のとり方
2.発展への好循環サイクルをつくる
3.10年先までの繁栄を見つめて?優秀3社の事例

第10章 夢を実現させる社長の条件
1.世の中に対する役割を自覚せよ
2・世の中の流れを読むこと
3.イヤな情報こそ大切にせよ
4.矛盾したことを同時に頭に入れることを習慣づけよ
5.運を大切に、そして運は準備をしなければつかめない
6.社風こそ社長自らつくるもの
7.ギブ&テイクを常に心掛けよ
8.自分の失敗をさらけ出す勇気をもて
9.自分の考えを常に数値化する習慣をもて
10.即座に結論を出す習慣をつけよ
11.問題の本質をつかめ
12.信念より執念をもて


【~本書のおわりに~】
スター精密 前会長 佐藤肇氏 特別寄稿文
「創業者が残してくれたもの」

 このたびの復刻新装版出版にあたって本書を読み返し、あらためて、父・佐藤誠一の残したものの普遍性に驚いた。

 本書に記されている内容には、「時代遅れの考えだな」とか「これからの経営にはそぐわない」と感じるところが何一つない。それどころか、今のような極めて先行き不透明な時代にこそ、親父の編み出した経営法はその威力を発揮すると、私自身がスター精密を経営する中で実感している。
 私は大学卒業してすぐにスター精密に入社した。当時は売上25億円の典型的な中小企業だったが、親父の手足となって会社を育て、2009年からは7年の任期で社長を務めた。現在は会長として、バトンを渡したばかりの社長のバックアップに就いている。
 この間、幾度の試練を経験したが、すべて親父から受け継いだ経営法に徹することで乗り越えてきた。
 記憶に新しいのは、2008年のリーマンショックに端を発した世界的な不況だ。アメリカの一民間企業の倒産を、当初は専門家でさえ「対岸の火事だ」とタカをくくっていたが、金融不安はあっという間に世界中に飛び火した。
 かくいうわが社も、わずか2か月で主力の工作機器部門の受注が8割減った。結局、翌年の決算は売上が3分の1に激減し、85億円の大赤字である。
 しかし、現預金は7億円減っただけ。翌年には黒字に回復。もちろん従業員のリストラはなし。それどころか、日経新聞社による『2008年の冬の賞与支給額ランキング』は、任天堂に次いで2位だった。ちなみに、わが社には3年売上がゼロでも従業員に今と同じ給料を3年払い続けられるだけの体力がある。
 どうしてこんなことができるのか、本書を読まれた方ならご理解いただけると思うが、私は当時、「作るな、売るな」で在庫と売掛金を徹底的に減らして、その分の89億円を現金化したのである。
 会社はキャッシュがあれば何とでもなる。むしろ売れないときに無理に売上を伸ばそうとすると値引きせざるを得ないから、景気が戻った後に価格を戻せない。在庫も売掛金も増える。結果、利益率が減って、キャッシュが減って、最悪は倒産だ。
 事実、2008年は上場企業の倒産が戦後最多となった。増収増益を続け、過去最高益を出した大手不動産建設会社が、突然の不況と融資の厳格化によって資金ショートを起こして倒産するというニュースが世間を騒がせたが、スター精密はこの危機を、BS(バランスシート)を徹底的にスリムにすることで乗り切った。

 …(中略)

 これからの経営環境は決して楽観できるものではない。我々が身を置く日本にしても、ますます少子高齢化が進む。そうすると、国民一人あたりの社会保障費の増大を賄うために、所得税や消費税が上がり、手取り所得が減るからますます消費は減退する。加えて、世界一高い法人税もおそらくは下がらない。
 こういう厳しい経営環境において、我々経営者がまずやることは、無駄を省くことだ。そのために先を読み、儲かるものを育て、儲からないものは早めに見極めて捨てる。在庫や売掛金を減らす。ムリに売上を伸ばさずにキャッシュを大事にする。従業員を安易に増やさず、少ない人数で多く分けるための方策を考える。
 せっかく社員が汗水たらして稼いでくれた稼ぎを銀行の金利支払いに費やさないために、安易な借入はしない。できれば、設備投資は減価償却費の範囲以内で自前でやる。
 そうやって稼いだ儲けを、給与・賞与・福利厚生費というカタチで社員へ、配当として資本家へ、税金として国や地域へ、さらには将来の儲けのための先行投資や、減価償却費や、何かあったときの蓄えや、経営者自身の報酬へと正当に配分し、次の発展につなげる。
 この経営法は決して派手ではない。しかし執念をもってやり続けることで、会社を絶対に潰さず、着実に成長発展させていける。これは本書を遺した親父の願いであり、社長を継いだ私の願いでもあり、さらには、会社を経営するすべての経営者の願いでもあると思う。
 そのために、どうか本書を大いに活用し、そして実践し、会社をさらに良くしていってほしい。会社を良くするも悪くするも社長次第。佐藤誠一の遺したものが、この激動の時代に、一社でも多くの中小企業が生き残り、さらなる繁栄を築かれる一助となれば私としても望外の喜びである。

(抜粋編集)
2018年9月吉日  スター精密代表取締役会長 佐藤肇


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