〈2点透視図法〉 水彩風景画講座『透視図法』その2

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透視図法第1回目〈透視図法とは〉
   • 水彩風景画講座 『透視図法』その1  


透視図法の第2回目は〈2点透視図法〉について説明いたします。
(この動画は野外で風景画を描く方向けの動画です)


透視図法には1点透視図法、2点透視図法、3点透視図法があります。

3点透視図法は多くはイラスト等を描く場合に使用しますが、いわゆる普通の風景画ではほとんど使いませんので、今回の透視図法シリーズでは割愛しています。

1点透視図法と2点透視図法については、先に2点透視図法の知識を知っていた方が良いと思いますので、今回は2点透視図法の回にしました。

2点透視図法とは簡単に言いますと
『2つの消失点を使って絵を描く技法』です。

建物等立体的なものを描く場合、描く場所から建物の側面が2つ見えるときがあります。
このとき2点透視図法を使えば、遠近感があり、立体的に存在感のある絵を描くことができます。(消失点は紙の中にあるとは限りません)

2点透視図法を理解しても、実際に野外で建物や街並みを描くとき、
うまく描けない場合があると思います。

それは絵を描く人の視点が固定されていないためです。

次回の動画では透視図法を使うさいに重要な3つのポイントのうちのひとつ〈視点の固定〉についてご説明いたします。

ありがとうございます。

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